北海道の定番土産としてお馴染みの「白い恋人」のパクリ商品が出回って久しい。大阪で販売されている吉本興業の「面白い恋人」は、白い恋人を販売する石屋製菓と法廷での争いにまで発展し、先日、和解訴訟が成立したばかりだ。
面白い恋人に限らず、大阪の場合、「大阪の恋人」「道頓堀の恋人」「通天閣の恋人」も存在する。◯◯の恋人と名付けたスイーツがそんなに売れるものなのか日々疑問に思っていたら、つい最近、大阪・伊丹空港の土産店でさらに衝撃的なパクリ商品を見つけた。
その商品は「白ぬりの濃い人」。しかも“京都新名物”とある。京都といえば舞妓さん、その白ぬりに引っ掛けたネーミングとも思われる。中身は、抹茶クリームプチケーキ12個入り(1,050円)。しかも、店頭の最も目立つところに陳列してあった。恋人を飛び越え、白ぬりの濃い人とまで言ってしまっては、お土産のネタにはなりそうだが舞妓さんに失礼な気がしないでもないが。
白ぬりの濃い人はやはりネット上でも話題になっていた。NAVERまとめでは「明らかに狙ってるとしか思えない。」「ちょ!白ぬりの濃い人wwひでぇwww」など、賛否両論の意見が見かけられた。伊丹空港以外にも、京都駅や新大阪駅、なんと東京でも売っているようだ。
恋人、と入っていなければ、万が一の訴訟に備え、逃げきれると思ったのだろうか。見た目はかわいらしいパッケージだが、ご本家の白い恋人とパクリ商品が全国に出回っている現状を考えると、複雑な思いがなくもない。味の方は至って普通のようだが、機会あればぜひこの白ぬりの濃い人を買ってみて、まわりの反応を見てみるならおもしろいかも?
【思わず二度見】京都新名物 白ぬりの濃い人・・って、なに? - NAVER まとめ