昨年2012年7月、大阪のアメリカ村に“日本初出店”した北欧・デンマークの雑貨店『タイガー』。オープンした途端、ハイセンスな北欧デザインとリーズナブルな価格で、文具やキッチン雑貨などを求めにやってくる客が殺到し、予想外の品薄となって2度の臨時休業を余儀なくされたことなどが話題になりました。
あのオープン直後の騒動から半年ほど経ち、改めて店を訪れてみました。「さすがにもう空いているだろう」と思っていたら、平日の午後にも関わらず、店内は満員電車のラッシュ時に近い、なかなかまっすぐ歩けない状態。しかも、入口→1階→2階→1階→レジ→出口、と店内でのルートが“一方通行”に。「この商品、ちょっと考えてからあとで・・・」と思っても、もう一度入口まで戻らないといけません。レジは20分待ち。一時期、2時間以上待ちもあったようです。
商品の品ぞろえも、一時の品薄状態よりはマシなものの、まだまだ在庫豊富とは言い難く。例えば、消しゴムだと同じ形でも不人気の色だけが大量に余っていたり、人気の色はごっそりなくなってショーケースは空の状態そのままだったり。品数はそろっているように見えても種類はかなり少なめでした。
確かに、1点1点の価格はかなり安いです。ゴムつきのノートが1冊100円など、通常だと300円ぐらいしそうなのと比べると、安い。iPhoneのケースも300円、400円・・・あたり。機能的には「?」ですが、消耗品と思えば納得できる!?
レジ袋がすべて“有料”なのに要注意。1枚30円から販売していて、おしゃれなエコバッグもあります(お土産に良いかも)。陶器などは別途、紙に包んでくれますが、トイレ用ブラシを購入した際に新品とはいえそのまま持って帰るのは躊躇したので包んでくれるよう頼んだのですが、一切受け付けずNG。その辺の融通が利かないです。自前のエコバッグ持参を強くオススメします。
主な客層は、地元の高校生や“おばちゃん”、観光ついでに来たらしい韓国人や台湾人が多かったです。かごいっぱいに買っている人もいましたが、大半は小物を数個のみ。商品の種類が見た目以上にそろってなく、今後は改善されるのか、店内でゆっくり買い物できる日が来るのか・・・また時期を改めて来てみようと思っています。
Tiger タイガー:Tiger Copenhagen Japan