秋真っ只中となる10月は、これらに加え移植医療の啓発・普及促進を強化する「臓器移植普及推進月間」でもある。
これは平成9年10月に「臓器移植法」が施行されたことにちなんでおり、毎年10月は「臓器移植普及推進月間」と定められている。
本イベントは、臓器移植の一層の定着・推進を図るため、広く国民に対して臓器移植の現状を周知するとともに、移植医療に対する理解と協力のための普及啓発として、これまでも毎年行われてきた。
来る今年の「臓器移植普及推進月間」は、公益社団法人日本臓器移植ネットワークがアステラス製薬株式会社の支援により「THINK FOR ACTION」をテーマとした「グリーンリボンキャンペーン」を全国展開する。
「音楽」「ゴルフ」「ゆるキャラとのコラボによる地域密着イベント」の3つを柱として、幅広い世代へ臓器提供についての意思表示の大切さを伝える
目的は、幅広い世代の人たちに、健康保険証・運転免許証・意思表示カード・インターネットでの意思表示という具体的なアクションを起こしてもらうことだ。
同キャンペーンの3本の柱の一つである「音楽」としては、音楽を通じて臓器提供の意思表示について考えるライブイベント「Green Ribbon HEART BEAT LIVE with MTV」を、10月15日、東京・SHIBUYA-AXにて開催する。
CHEMISTRYとして数々のヒット曲をリリースし、昨年ソロデビューを果たした堂珍嘉邦のほか人気上昇中の男女2人組ユニットmoumoonなどの出演が決定している。
イベントは完全招待制となり500組1000名限定だが、11月下旬にはMTVにて放送予定だ。
「ゴルフ」の柱としては、PGMグループの全国のゴルフ場で啓発キャンペーンを展開するほか、10月および11月にオープンコンペ「グリーンリボンカップ」を開催する予定だ。
そして「ゆるキャラとのコラボ」だが、グリーンリボンキャンペーンの使者に任命されたキャラクター“ハーティちゃん”が全国のゆるキャラを訪問し、各地で臓器提供の意思表示の大切さを伝えていくというもの。
10月5日(土)には訪問第一弾としてさっぽろテレビ塔1階で開催される“秋のさっぽろテレビ塔「キャラクター大集合!!」”に登場する。
幅広い地域、若い世代の人々にも臓器移植について改めて考える機会を提供し、臓器提供について意思表示を呼びかけるため、「ハーティちゃん」がグリーンのリボンを持ってあなたの街にもやってくるかも。
グリーンリボンキャンペーン