昨年3月のデビュー以来、LCC(格安航空会社)「Peach(ピーチ)」への注目度は高い。最近も、元AKBの人気タレント、篠田麻里子さんが10月27日に就航する大阪・関西〜東京・成田便のCA(客室乗務員)を務めることが発表され、大きな話題となった。そのピーチの機内で販売されるフードメニューは、日本国内のLCCでは他社を圧倒する豊富なラインナップを誇る。このメニューに今年9月からなんと“お好み焼き”が加わった。しかも、大阪が誇る人気お好み焼き店『千房』のお好み焼きだ。
LCC、いや日本の航空会社でおそらく初であろうお好み焼きの機内販売。早速、ピーチに先日、搭乗した時にそのお好み焼きを注文してみた。
機内販売が始まると同時にお好み焼きを注文し、先に代金を支払う。価格は単品で700円、ドリンクとセットだと850円。「温めるので10分ほどお時間をいただきます」とのこと。待つこと10数分、温められたお好み焼きがアルミホイルに包まれて運ばれてきた。中を開くと、アツアツのお好み焼きがあり、その香りが一気に広がった。
特製ソース、マヨネーズ、花かつおなどを自分でかける。これも好みで調整できるのがいい。味はさすが千房だけあっておいしく、ボリュームもあるが、機内で食べるにはちょうどいいサイズ。女性が食べるにも適している。
どうもまわりにもお好み焼きを注文した人がいたようで、機内にお好み焼きの香りが漂っていた。機内にお好み焼きの香りとは、まさに関西のエアラインにふさわしい。そう、Peachは関空から日本全国に、世界へも飛んでいる。だから、お好み焼きの機内フード販売はPeachにピッタリといえる。
Peachに乗ったらぜひ、早くも名物になりつつある千房のお好み焼きをぜひ機内で味わってみて欲しい。デザートには「ピーチアイスミルク」などもおすすめだ。
Peach
(Written by Aki Shikama)