「iPad」と聞いてあなたは最初に何を思うでしょうか。
約1年iPadを使ってきた私の頭に浮かぶのは「用途」という2文字に限ります。
iPadの購入を考える時、また既に手に入れている人がそれを手にする時、常にポイントとなるのがこの「用途」という言葉なのではないかと思うのです。
iPadは用途さえ分かれば、というか、あれば、人間にとってとても有用なものとなるのかもしれません。
そこで今回はiPadをより活用するため、「iPadの用途」について“iPadを持っているエフプレス会員1000人”にアンケートを実施しました。淡々と結果を紹介します。
(iPadを持っているエフプレス会員1000人対象)
■買って良かったですか?
(選択式回答)
そもそも買ったことをどう思っているのか、という質問。
結果は「とても良かった」「まあまあよかった」合わせて66%という数字となっています。
個人的には意外なほど多かった、という印象でした。しかしこの結果により、用途がより気になることとなります。
■iPadに対する満足度を100点満点で評価して下さい。
平均 71.71点
もちろん0点から100点までの回答がありましたが、平均としてはこの得点となりました。
個人的には、予想よりも高かったな、という印象です。
■多い用途BEST10
「あなたのiPadの用途として最も多いものは何ですか?」という質問。
(自由回答をジャンル分けしランキング化)
1位 | インターネットの閲覧 |
2位 | 動画の視聴 |
3位 | メールチェック・作成 |
4位 | 画像(閲覧・収集) |
5位 | ゲーム |
6位 | ウェブショッピング(楽天、Amazonなど) |
7位 | 暇つぶし(何となく触る) |
8位 | 読書(電子書籍) |
9位 | 音楽を聴く |
10位 | ちょっとした確認(天気、株価など) |
極めて想像通りの結果でした。私個人の中でもこの順位です。
■便利だと思う用途BEST5
「あなたがiPadを買ってこれは便利だと思っている用途は何ですか?」
(自由回答をジャンル分けしランキング化)
1位 | インターネットの閲覧 |
2位 | 動画の視聴 |
3位 | PCで編集された(された)データの閲覧 |
4位 | ゲーム |
5位 | ウェブショッピング |
ここで新しい用途が見えてくるかと思ったのですが、まあこれが全てなのでしょう。
■iPadの良いところはどこですか?
(買って良かったという回答者のみの回答)
★多かった回答
・PCと違い、立ち上げる時間が不要なので、調べたいことをサクッと検索出来る。
・動画を視聴する際、場所を限定されない。テレビのようにソファに腰を据える必要はないし、PCの前に座る必要もない。ソファに座って見ていても、そのままベッドに移動することも出来る。
・ベッドに寝転びながらショッピングサイトを閲覧し、欲しいものを探すがとても楽しい。
★その通りだな、と思った回答
・地図を見る時、画面が大きいのでスマホよりもわかりやすい。
・大きいのでずっしりしていて、使っているという実感を得られる。
・大きいのでずっしりしていて、使っているという実感を得られる。
・SNSをPCよりも簡単でスマホよりも快適に、閲覧、投稿することが出来る。
・アダルト動画を視聴する際、スマホよりも臨場感があり、PCよりもコソコソ見られる。
★なるほど、と思った回答
・仕事として文書やデータを編集する際にはPCでないと話にならないが、自宅や外出先ではそれほどガッツリと何かを編集する機会は少ない。iPadが無かった頃は、それでもPCを起動させないと動画の閲覧やインターネットサーフィンを行うことが出来なかったが、iPadを購入してからは、このようなPCを起動させるほどでもない目的が快適にこなせるようになっている。
■スマホじゃダメなんですか?
最後に、私個人の中で最も強い思いとしてあるこの質問を投げかけてみました。
「ダメ」だと思う人のみ、自由回答を頂いています。その中で、多かった回答が以下。
・スマホは飽くまでも「他人とつながるためのもの」。メール、通話、LINE、Twitterなど。これに対してiPadは、他人とつながるためではなく、個人が情報を集める、エンタメコンテンツを楽しむ、という用途に特化していると思う。スマホとタブレットは用途の異なるもの。
・スマホよりも画面が大きいので、何をするにしてもスマホよりも満足度は高い。
・スマホでは出来ないこと、というのは無いのかもしれないが、より高いレベルで行うことが出来るのがiPadだと思う。
正直、今回のアンケートで、iPadの新しい画期的な用途を発見することは出来ませんでした。
ただ、iPadというものに対しての考え方を改めることが出来たように思います。
iPadはスマートフォンのように肌身離さず持って使い倒すものではなく、日常の中でふとした瞬間に便利な道具、と考えるのが良いのかもしれません。
私はiPadがあればPCはいらなくなる!くらいに期待して買ったので多少がっかりしたのだと思います。
まだこれからiPadの購入を考えている方がおられたら、これだけははっきり言っておきます。
iPadを買ってもPCがいらなくはなりません。スマホの必要性もほとんど下がりません。現在PCを100、スマホも100使っているという人がもしiPadを買ったら、
PC80、スマホ90、iPad30、くらいの割合で使うようになると考えるのが妥当だと思います。しかし、iPadを買った1000人の意見によると、これが意外と便利なようです。
それが ipad に、かぎらず、あらゆるものについて言える。
「PCと違い、立ち上げる時間が不要」 は、スリープを活用していない人の意見だろう。
問題は、視線を合わせるには両手を使う必要があるだろうし、片手にしては一眼並みの重さで、持ちつづけにくく、できることが、閲覧と簡単な操作に集中してしまうことだ。
可搬性も、じゅうようではあるが、集中して継続的に作業するために使われる道具とは言えない。
移動する撮影現場などで、被写体以外の雑な写りこみを確認するには向いているだろう。