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“杜の都”仙台の新たな「旅」スポットを紹介するシリーズ(全6回)。いよいよ最終回、仙台に新たに登場したご当地スイーツ「仙台あおばスイーツ」を紹介します。

仙台あおばスイーツは、仙台市が手がける「仙台あおばシリーズ」の一環で、2011年11月にスタート。「復興スイーツでみんなを笑顔に!」を合言葉に、仙台市内のパティシエたちが仙台産の仙台曲がりネギ、仙台白菜、パセリ、仙台せり、雪菜、大豆、ずいきなどの新鮮野菜を使って開発しました。

例えば、『杜の都のチーズケーキ工房 yuzuki』が販売する「シフォンケーキ」。ずんだと小松菜があり、いずれももちろん仙台産の素材を使用しています。フワフワしっとりのシフォンケーキに小松菜のパウダーを混ぜて焼き上げ、ひと口食べると小松菜の味がほんのり口の中に広がります。ずんだも同様においしく、野菜が苦手な人でも味わえるスイーツといえそうです。

ほかに、雪菜とチーズを使った塩サブレ、ほうれん草のケーキ、仙台トマトの杏仁豆腐、仙台ねぎみそパイ、ルパープのマフィン、曲がりネギと仙台白菜のタルト、雪菜わらびの餅チョコなどがこれまで登場しました。

仙台あおばスイーツは、仙台市などで行われるイベントなどに合わせて主に販売されます。現在は仙台市内の7店舗が参加し、ある店舗では「次はどのイベントに登場するのか」と問い合わせがあるなど、このご当地スイーツを楽しみに訪れるファンも増えているのだそう。もちろん体にやさしい野菜を使っていてヘルシーでもあります。店によって個性が出ているので食べ比べもおすすめです。
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※ 価格は税込、2013年9月現在

仙台あおばスイーツ(仙台市)

(Written by Aki Shikama)