11月25日、第64回紅白歌合戦の出場アーティストが発表された。
そんな中、発表を見た人の「？？？？」を誘ったであろうアーティストがいる。Linked Horizonだ。

まず、Linked Horizonはこんな感じです。
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そしてLinked Horizonとして紅白に出場するのが確実なのは少なくともこの男性です！
※少なくともと答えたのは後に説明します。

≪Linked Horizonを知っていますか？≫
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紅白出演者発表後、エフプレスの会員196名（男女10代〜60代）に「Linked Horizonを知っていますか？」とアンケートを実施。
すると実に177名が「知らない」と回答。「知っている」と回答した19名も、CDを買っている、ライブに参加していると答えた人は3人。
ファンの私としても、理解はしていることではあったが、数字を目の前にすると大変悲しいものだ。

Linked Horizonの説明は難しい。
Linked Horizonとは、普段はSound Horizoとして活動するサウンドクリエーターRevo（れぼ）が、他作品とのコラボレーションで音楽活動をする際のプロジェクト名のこと。
 Revoさん自らが作り出すオリジナルストーリーを組曲形式で表現する従来の Sound Horizonとは異なり、他作品とコラボ（リンク）することによりRevoさんがその世界を音楽で描いていくのが特徴だ。
2012年6月にプロジェクトを開始し、これまでに2枚のシングル、1枚のアルバムをリリースしている。

音楽はどんな感じなのかというと…

こんな感じ(´⌒ω⌒｀)大変壮大です。

動画を見て分かるように、たくさんの人が演奏・歌唱に関わっているが、Revoさん以外はこの作品のために集まったメンバーであり、Linked HorizonでもSound Horizonでも「その楽曲に合わせ、都度メンバーを構成」している。
そのため決まったメンバーはRevoさんのみ。そのため前出の「紅白に出場するのが確実なのは」となる。

今、彼の楽曲で一番有名なのは、2013年には大人気TVアニメ「進撃の巨人」でオープニング主題歌『自由への進撃』ではないだろうか。CDシングル、音楽配信共にプラチナディスクを獲得し、25万枚を超える大ヒットとなっている。

もともと1990年代後半から同人として活動をしていたRevoさん。
彼の同人時代のCDアルバムは、現在全て廃盤となっており、中古での買い取り額も高いものでは6万円ほど。それだけ価値があり、熱狂的なファンがいるということだ。


彼の楽曲は、ストーリーがあり、台詞があり、ナレーションも入る。例えるならば、ミュージカルが一番分かりやすいだろう。ただそれだけにクセが強いのも事実。
紅白ではお年寄りなどLinked Horizonを知らない人たちも番組を見るのかと思うと、どんな演出されるのか今から楽しみである。
また、大晦日にLinked Horizon・Sound Horizonファンがテレビの前でRevoさんの登場をワクワクする姿を想像すると胸が熱くなる。

Linked Horizonのプロジェクト名には「外の世界と繋がるという意」が込められているという。
アンケートの結果からも、知名度があるわけではないことが浮き彫りになったが、紅白を機にもっとLinked Horizonが外の世界に繋がっていくような気がするし、昨今紅白を見なくなっていた世代もテレビに目が向く機会となるのではないだろうか。


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