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2013年11月30日(土)、電子書籍と紙の書籍を販売するハイブリッド型総合書店『honto』を運営する株式会社トゥ・ディファクトが「honto×Quarterly NOTE 石田衣良トークイベント〜人生にとって大切なこと〜」を開催した。

このイベントは “日常の半径5メートルにあるドラマを掘り下げる”カルチャー誌『Quarterly NOTE(クォータリーノート)』(2013年3月15日に創刊)を発行する主婦の友社が主催したもので、抽選で選ばれた約100名のhonto会員が招待された(お酒の提供があるため20歳以上の方限定)。

第1部では、“美人すぎるバーテンダー”として知られる、フレアバーテンダー兼モデルの富田晶子さんが“スゴ技”あり、“笑い”ありの華麗なフレアショーを披露。訪れた会員の方を巻き込んでの圧巻のショータイムは、大いに盛り上がった。

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また、ショー終演後には、富田さんによって、自宅で簡単にできるオリジナルカクテル作りが実演され、みな食い入るようにその様子を見学し、完成したカクテルを堪能していた。

そして第2部では、「池袋ウエストゲートパーク」「4TEENフォーティーン」などで知られる、直木賞作家の石田衣良さんをゲストに迎え、人生を思いきり楽しむためのコツなど、「人生にとって大切なこと」をテーマにトークショーを行った。

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石田さんの意外すぎる恋愛観や音楽観、両親との思い出や小説家を志したきっかけなど、その半生が赤裸々に語られたのだった。
そして後半は、honto会員からの質疑応答の時間に・・・。
honto会員の中には、リアル書籍の販売をおこなう大手書店にお勤めの方、電子書籍に携わるお仕事をされている方もおり、そうした方々からの質問にも、石田さんは誠心誠意答えていた。

そして、「日本の本の世界で数少ない成長分野である電子書籍が市場全体を広げ、電子、紙にかかわらず、皆さんが本をもっとたくさん読むという状況につながってくれれば嬉しい」と語るなど、通常であれば絶対に聞けない、石田さんのリアルな胸の内を聞くことができて、honto会員の皆さんは、みな満足げな表情であった。

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第1部・第2部を通して、今回のイベントはまさに、『紙の書籍と電子書籍の両方を連動したサービスを提供し、読者と作家、出版関係者のリアルなつながりを大事にする「honto」ならではのイベントだった』と言えるだろう。次はどんなことを仕掛けてくるのか・・・今後の「honto」の動きから本当に目が離せない。


【ハイブリッド型総合書店『honto』について】
ハイブリッド型書店サービスとは、電子書店、オンライン書店およびリアル書店が連携することで、お客さまがご自身の読書スタイルにあわせて電子書籍や紙の本を購入することができ、共通IDにて各書店でのご利用情報が簡単に一元管理できたり、どの書店でも使えるポイントサービスや本棚サービスなどの様々なサービスを受けることができる、新しい書店のカタチを実現するサービスです。