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今となっては当たり前にみんなが使っている言葉にも、実は生みの親がいるようだ・・・。
しかも、その言葉を生みだし、世に広めた人物は、メディアにたびたび登場する芸能人・芸人(または政治家)というのが通例なよう。
今回はそんな、芸能人・芸人が生み出し、世に広めた言葉を一挙大公開!!目からうろこの雑学祭り〜!!


■「○○みたいな」 という言葉を広めたのは「とんねるず」
強く自信を持ってアイデアをしゃべり始めたが、他の人の反応がどうも思わしくないときにごまかすために最後に付け加える『○○みたいな』。これを初めに使い始めたのはとんねるずだ。80年代に自らの番組で使い始めたことが、世間一般に広まるきっかけとなったようだ。
 
【出典】

■「ワンパターン」 という言葉を広めたのは「せんだみつお」
「ワンパターン」とは、同じことの繰り返しで変わり映えしないことをいう。この言葉をお笑いの世界に広めたのは、自分の芸を「ワンパターン」と自嘲したせんだみつお・・・なのだそう。
 
【出典】

■じゃんけんをするときに 「最初はグー」 というかけ声をはじめにやったのは「ドリフターズ」
ジャンケンをする際に使う「最初はグー」というかけ声。これはザ・ドリフターズが番組内でやったコントで使用し、世間に浸透したものだという。
 
【出典】

■「雛檀芸人」 という言葉を広めたのは品川庄司の「品川祐」
雛壇芸人とは、数名以上のゲストが集まるテレビ番組(トーク番組やバラエティー番組等)において、準レギュラーやそれに類する頻度で出演し、雛段後列に座って番組を盛り上げる脇役のポジションの芸人のことで、テレビ朝日で放送中の「アメトーク!」の2006年3月20日放送回で、品川庄司の品川祐がプロデュースした企画「雛壇芸人」が放送されて視聴者に大きな反響を呼び、それ以降、世間一般に広く知られるようになったと言われている。また2009年には、ユーキャン新語・流行語大賞にもノミネートされた。
 
【出典】

■ラジオ番組から生まれた「中二病」/「伊集院光」
「中二病」とは、思春期の少年少女が自意識過剰や、コンプレックスのために"イタい言動"をしてしまうことを指す言葉で、今では当たり前のように使われている。その名付け親はタレントの伊集院光だそうだ。90年代後半にラジオ番組『伊集院光のUP'S 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)のコーナー「かかったかな?と思ったら中二病」で使い始めたとのこと。
芸人の「しずる」や「フルーツポンチ」などは、この「中二病」をうまいことネタに取り込み、若者に大人気の芸人となった。
 
【出典】

■「マジで?」 「マジっすか?」 の元祖は「笑福亭鶴光」
今や当たり前となっている「マジで?」「マジっすか!?」は、昔は存在していなかった言葉で、関西の番組などでは桂小枝や麒麟の田村裕などが連発し一般視聴者も当たり前のように口にするようになった。その「マジで?」「マジっすか!?」の元祖は笑福亭鶴光が深夜ラジオで「オールナイトニッポン」で発したものなのだという・・・。
 
【出典】
「お笑い日本語革命」(新潮社)松本修 著


いかがでしたでしょうか。
目からうろこ落ちましたか?いやー言葉って本当におもしろいものですね〜!!

(written by ちゃかし 改め くしBK)