お袋が「あったまるんだよ」と、やたら薦めてきた養命酒。ああ、そうなんだろうね。そりゃお酒なんだもんねと思っていたが、この年になり「確かにね」に意見が変わっていました。ただのお酒とは違いますよ。
お家にはいつもある。大人の滋養強壮と言ったらの養命酒。どちらかと言えば昔ながらのお固いイメージを勝手に持っていた。だが、そんなイメージが斜め上に裏切られるキャンペーンを養命酒が行っていた。
タイトルに注目して欲しい。
養命酒『冷え対策の お・も・て・な・し』!
おいおいおい!思いっきり流行語に乗っかっとるやないかい!
関西人でもない筆者にこんな関西弁を使わせるとは、養命酒さんも罪な会社だ。おじさんキラーな滝川クリステルの流行語をチョイスするのも正解だろう。だけど、正直斜め上を行っていました。養命酒さん、もっとマジメな会社だと思ってましたよ。
ちなみに、ただ単にお・も・て・な・しのタイトルになっている訳ではないようで、
「お」−おやすみ前の冷え支度。
「も」−もっとゆっくり治してみては?
「て」−ティームプレーであなたをたすける。
「な」−南極にもお伴しました。
「し」−シナモン系の味と香りです。
と、一言一言に意味があるそうだ。
まあまあ、そこは養命酒さん。大体は納得できる内容だったが、一つ斜め上を行ったエピソードが乗っかっている。「南極にお伴しました。」のエピソードだ。
HPによれば、『養命酒は、第7次南極観測隊にお伴して、南極という極寒の地でも活躍しました。無事帰国した観測隊からのお礼としていただいた「南極の石」。当社の社宝のひとつです。』とある。そしてHPには、確かに南極の地から持ち込んだのであろう、「南極の石」の写真が掲載されている。あの南極の地を切り抜けているとは・・・。恐るべし、養命酒。
ちなみに驚くのはこれだけではなかった。キャンペーンHPの画面をスクロールすると、衝撃の事実が!
なんとモッフモフの養命酒のジャンボ抱きまくらのプレゼントキャンペーンをおこなっていた!しかも両手を入れられるポケット付き!!さらに大小2サイズって!!!
おいおい、ホントに養命酒さん色々やってくるなと思っていたら、実はこのキャンペーン、去年もやっていたみたいだ・・・。本当に気が抜けない。
去年の抱きまくらの様子を写真で見ると、ボトルをかたどった抱きまくらにリアルな養命酒のプリントをおこなっていただけだったが、養命酒さん、今年はモッフモフ素材に、かつポケット加工をしてなんて、かなりの力の入れようのようだ。
実家に帰ったときは、ビールばかりじゃなくて、養命酒も飲もうと思います。
養命酒「冷え対策のお・も・て・な・し」キャンペーン