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明けましておめでとうございます。本当に本当におめでとうございます。
2013年に良い事があった人も、逆に悪い事しかなかったという人も、2014年はぜひとも素晴らしい・実りある年にしてほしいと思います。

話はがらっと変わりますが、皆さんはもう“初詣”には行かれましたか?
初詣って一応行ってはみるんだけど、「なんのために行ってんの・・・??」とか「神社とお寺、どっちに行けばいいの・・・??」とか疑問はつきませんよね・・・。

そこで今回は、2014年一発目ということで、「意外と知らない初詣のルール」というものを紹介しようかと思います。

◆そもそも初詣ってなに?
昔の日本人は、しょっちゅう神社仏閣に出かけてお参りをしていた。その中でも、一年の最初のお参りを初詣と呼ぶ。神道は季候が安定して農作物がよく実ることを基本的な願いとするため、一年クールで物事を考えるのだ。したがって、新年=新しい命の始まり、ということで、年の始めにお参りすることは、とても重要な意味を持つのだ。

◆初詣は神社に行くべきなの??それとも・・・
初詣=神社というイメージはあるかもしれないが、お寺に行っても構わない。関西では、主に神社に行くようだが、関東では、お寺に行く人も多いのだ。
 
でも、なんだかんだ「初詣は神社っしょ!!」と考えている方も多いと思う・・・。
なのでここからは、基本的な神社参拝のルールになってしまいますが、ご了承ください。

◆鳥居をくぐるときに、大声で「お邪魔します!!」って言うのは間違い
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人の家を訪問した際に、玄関先で「お邪魔します」というには最低限のマナーだ。
神様の住まいの玄関とされているのは、なにを隠そう「鳥居」である。訪問した際はここで挨拶をするのが定番だが・・・神様は騒々しいのが大嫌いなので、大声で挨拶するのではなく、静かに一礼をして自分の訪問を神様に告げるのがマナーなのだ(帰る時も同じ、鳥居の前で一礼を)。
この当たり前のマナーがなってない者に神様もいい顔はしないはず・・・せっかく参拝してもご利益は期待できないかもしれないのだ・・・

◆参道の中央を歩くのは・・・絶対にNG
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鳥居をくぐり抜けた境内には石畳や玉砂利を敷き詰めた参道がある。参拝客はここを歩いて拝殿へ向かうのだが・・・この参道は人だけではなく、神様も使用する道なので(神様が中央を歩くので)参拝客が真ん中を歩くことは絶対にNGなのだ(歩くのは、右でも左でもいい)。

◆手水舎では・・・柄杓に直接口をつけるのはご法度!!
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昔は神様に参拝する前に必ず川や海などに頭から足の先まで浸かる「禊(みそぎ)」という儀式を行った。神社にある手水舎で手を洗い、口をすすぐというこの行為は、その儀式が簡易化されたもの。
この手水の使い方にも作法がある。もちろん・・・柄杓は不特定多数の人が使うものなので、直接口をつけるのはもちろんご法度なのだ。

1)まずは右手に柄杓を持って水を汲み、左手に注いで洗う。
2)左手に持ち替えて、次は同じ手順で右手を洗う。
3)再び右手に持ち替えて、左手の掌に溜めた水で口をすすぐ。
4)口をつけた左手にもう一度水をかけて洗う。
5)柄杓を立てて柄に水を流して洗い、清潔にしたのち、柄杓置きに伏せておく。

◆参拝するときは・・・神様を呼び出して、「二拝二拍手一拝」で最高の敬意を表す
拝殿の前には賽銭箱と鈴が置かれている。賽銭箱の「賽」の文字には、神様へのお礼という意味があり、日々の平穏に感謝の意味を込めて金銭を捧げるもの。また、賽銭箱の上に吊られた鈴は、参拝に来たことを神様に告げる合図なのだ。
参拝はまず、賽銭を入れて神様に感謝した後に、鈴を鳴らして神様を呼び出す。そして「二拝二拍手一拝(※)」といわれる正式な参拝方法で神様を拝むのである。

※神様に対しての「礼」は最高の敬意を表す意味で「拝」とも呼ばれる。普通の「礼」よりもさらに頭を低く垂らし、態度でそれを表現したい。

◆おみくじは・・・別に樹木に結びつけなくてもいい!!単なる語呂合わせから始まったもの
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おみくじを読んだ後は境内にある樹木の枝にそれを結びつけるのは「願い事が、結ばれるように」という語呂合わせから始まったもの。おみくじを結ぶのにはとくにややこしい作法はないが、木を痛めるので、指定の場所に結ぶように注意したい。また、持ち帰ってもなんの問題もないので、家でゆっくり読み直すのもいいだろう。

◆お札を返納するのは、基本的には授与された神社!!
古くなったお札は神社に返納するのが常識だが、お札を授与された神社に戻すことが基本なのだそう。
※遠く離れた地方の神社で受けたお札の場合は、近くの神社に返納しても問題はないそうだが・・・

◆お守りは1年ごとに交換しよう。だって霊力が弱まっちゃうんだから・・・
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神社のお札やお守りは神様の分霊。お守りは神社において祈祷され、神様の霊力が宿っている。しかし、電池にも容量があるように、お守りに込められた神様の霊力にも限りがある。その期限は、だいたい1年といわれている。それを過ぎると、霊力不足でお守りの効力もしだいに弱くなると考えられる。電池だって古くなれば新しいものと交換するように、お守りもまた1年を目安に交換する。古くなったお守りは、お札と同じように神社に返納しよう。

いかがでしたでしょうか。
もう初詣に行っちゃった人も、これから行こうかと思っている人もどうぞ参考にしてください(来年のために・・・)。
2014年が皆様にとって最高の年になりますように・・・。

(written by くしBK)

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