韓国の冬は日本以上に寒いです。でも、屋内は“オンドル”設備が整っていることもあって温かく快適です。特に、日本と韓国を結ぶ航空券は、この時期が最も安い(※旧正月を除く)。韓国を旅するのにお得なシーズン、韓国第2の都市・釜山の最新情報をお届けします。
まず、「シュネーバレン(Schneeballen)」という揚げ菓子をご存知でしょうか。
ドイツ語からわかる通り、ドイツが発祥です。ローテンブルグで生まれたスイーツで、シュニバレン、シュネーバルなどとも呼ばれます。シュネーバレンとは“雪の球”という意味。英語だと Snow Ball になります。
クッキーのような生地を丸めて油で揚げ、粉砂糖やチョコレートでコーティングされています。近ごろ、韓国にある百貨店のデパ地下で売られているのを見かけるようになったと思ったら、釜山で初めてのカフェ(路面店)「CAFE SCHNEEBALLEN」が“若者の街”西面にオープンしていました。
シュネーバレンは1個3,000ウォン(約300円)ほど。テイクアウトだと3個買うと筒状の箱に、1〜2個だと袋に入れてくれます。カフェで「バニラ」のシュネーバレンを注文すると、袋に入れて出てきました。ドリンクも一緒に注文。
お楽しみはこれからで、袋に入れたまま金づちで、まな板の上で思い切り叩きます。その金づちがカフェのカウンターに備え付けられています。そして、中身が粉砕した状態で袋から出して食べます。
パリパリとした食感はポテトチップスのようですが、上にかかっている粉状のバニラがけっこう甘い。1人で食べるとかなりお腹いっぱいになりました。となりで韓国人の若者が3人で1個を分けあって食べていましたが、正解です。もしいろいろな味を食べ比べたいなら、複数人で行くのをおすすめします。
Schneeballen
(Written by AS)