「Fridgeezoo（フリッジーズー）」といえば、２０１１年に発売され、全く新しい「冷蔵庫保管型ガジェット」として注目されたアイテムだ。

冷蔵庫の中にこのフリッジーズーを設置しておくと、開ける度に挨拶をしてくれたり、開けっ放しにしていると「まだ〜？」「あついよ〜」などと毎日の生活に癒やしを与えてくれる。

発売されたころ、斬新なアイデアグッズとしてテレビ番組でも頻繁に取り上げられていた記憶がある。

やがてそれは「こすれたネタ」として、テレビで紹介されている様子はみられなくなったのだが、同商品は現在でも新作を作り仲間を増やし続けている。

昨年より発売されている「Fridgeezoo HOGEN」は、開けっ放しにするともはやちょっと怒られるなどセリフのパターンも増加し、かつ日本各地の方言をしゃべるようになっている。

現在発売されているのは、北海道、青森県、高知県、福岡県、福島県、広島県、鹿児島県、京都府、沖縄県、岩手県の１０地域。

形状も牛乳パック型から牛乳瓶型になり、フタのコルクを押すとゲップやくしゃみをするというカワイイ機能付きだ。

だが、重要なのはその声を誰が担当しているのか、だ。地域によってはファンにはたまらない人物が声を担当している。

・北海道・・・前田由紀（WHITEBERRY　ボーカル）

・高知県・・・TASSHI（Aqua　Timez　ドラム）

・福岡県・・・田渕ひさ子（NUMBER GIRLなど　ギター）　

・福島県・・・木村世治（ZEPPET STOREなど　ギター・ボーカル）

・鹿児島県・・・カワバタトモキ（ナレーター、音楽家）

・岩手県・・・Mariko（Che-a）

かわいくて斬新。家に置いておけばオシャレに見える、というただでさえ「ヴィレッジヴァンガード」じみたグッズなのだが、声の主として名前を連ねるミュージシャンたちは、ヴィレヴァンに行きそうな人たちの琴線に触れそうなラインナップであることは間違いない。

価格は１，９８０円。公式のWEBSHOPはもちろん、amazonでも販売されている。
 

ソリッドアライアンス　ECサイト「APPARE STORE（アッパレストア）」

（Written by 笹川太志）