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原題は[What Maisie Knew]。メイジーの知ってること。だ。
6歳のメイジー。お母さんはロック歌手、お父さんはアートディーラーでお母さんが所有するニューヨークの大きいアパートメントに住んでいる。
主にお母さんの稼ぎで生活しているメイジーの両親はいつも喧嘩ばかりして雰囲気がとっても悪い。
その両親が離婚することになった。親権は一応お父さん。でも面倒を見てくれるのは、昔シッターに来てくれていてお父さんと結婚したマーゴだった。
大人、勝手すぎるだろ。子どものことバカにしすぎだろ。でも、子どもは渡したくないんだよね。自分のものだから。
そんなモノと化した子どもはどうするか?感情を消すしかない。だってその時の感情をいちいち爆発させていたら自分の精神がもたないから。でも子どもらしい振る舞いはするよ。その方が大人も安心するからね。
うん、じゅうぶん子どもも大人をバカにしています。大人が子どもをバカにしているから。
劇中ジュリアン・ムーア演じるメイジーの母スザンナが、メイジーに向かって「何を考えているの?」と聞くシーンがあります。メイジーの役を演じたナオタ・アプリールはその「何を考えているのわからないメイジー」を自然に演じています。すごいです。この無感情感。
ほぼネグレクトに近い状況で、悲惨な環境なはずなのに画はそれを感じさせない。都会に住んでて、部屋にテレビがあって、着ていく服を選ぶのにも時間がかかるくらいモノに溢れているからか。2chのまとめサイトとかでよく見かける「うちは託児所じゃない」的な、東京もこういう家あるんだろうな、的な。
メイジーがいつか「こうしたい」「ああしたい」って言えるようになるといいな。
[What Maisie Felt]ってタイトルが変わるくらいに。
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「メイジーの瞳」
【監督】スコット・マクギー/デヴィッド・シーゲル
【キャスト】ジュリアン・ムーア/アレキサンダー・スカルスガルド/ナオタ・アプリール
2014年1月31日〜全国順次公開
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