韓国は日本以上に「カフェ」文化が発達している。しかも最近、アートな空間を意識したステキなカフェが、ソウルをはじめ地方都市でも見かけます。韓国第2の都市、釜山でも例外でなく、釜山を訪れるたびにおしゃれなカフェが続々とオープンしています。
今回、釜山で訪れたカフェは、韓国の伝統「餅」がメインのカフェ『餅カフェ・シル』。日本のお餅とはちょっと違う、見た目もカラフルな韓国のお餅は、日本人観光客にも人気です。
場所は、地下鉄2号線「金蓮山」駅から徒歩5分ほど。飲食店やコンビニエンスストアなどが集まるエリアの中にある小さな店です。訪れたのが土曜日だったからか、狭いカフェ店内は韓国人の若者で満席。しばらく店内で待つと席が空いて座ることができました。
先にカウンターで注文して支払い、あとでフードとドリンクをスタッフが持ってきてくれるシステム。典型的な韓国の餅セットと、青梅を砂糖やはちみつで漬けたエキスを水で割った「メシルチャ」をオーダーしました。
ここのカフェのコンセプトは「体に優しいスイーツ」とのことで、手作りにこだわり、人工着色料や防腐剤などは一切使わず、長芋やヨモギなどの食材にもこだわっているそう。餅の中には上品な甘さの餡(あん)が入っていて、女子好みの味でなかなかおいしかったです。韓国の伝統茶も一緒に頼めるのも良かったものの、カフェがもう少し空いていれば落ち着いた空間で、居心地もよかっただろうなと思います。
(Written by AS)