ナントカ系ナントカの生態に独断と偏見に満ちたコメントをつけていく、誰得感がやばい短期連載の第2回めです。先日の「腐女子」ネタについては炎上商法でなんとか大勢の人に見てもらえたらいいな!と思いいろいろと切り口を考えたものですが、取り付く島もないくらい反響がありませんでしたね。でもめげません。継続は力なりです。
▼「〜食系男子」って言いたいだけなんじゃねって思う
ということで、今回のテーマは「草食系男子と絶食系男子と、断食男子」。
もう世にはばかる「〜食系男子」が多すぎてどれが何なんだかよくわからなくなりそうです。知らない間にいろんなもの食べる系男子が増えてました。NAVERまとめ見たら、「魚食男子」っていうのもありました。なにそれ魚顔フェチのこと?
▼「草食系男子」って「新世代の優しい男性」のことらしいよ!
このたぐいの男子のなかでも郡を抜いた知名度を誇るのが「草食系男子」。数年前に対義語とされる「肉食系女子」とともに流行語のひとつにもなりましたね。
「草食系男子の恋愛学」という草食系男子に恋をする全乙女のバイブル的書籍があるのですが、この本を書いた大阪府立大学の教授・森岡正博センセーによると、草食系男子とは「新世代の優しい男性のことで、異性をがつがつと求める肉食系ではない。異性と肩を並べて優しく草を食べることを願う草食系の男性のこと」だそうです。ごめんちょっと文学的過ぎて意味がわからない。
しかし本に書かれていることを要約すると、まあすなわち「優しい(という便利な言葉を使って無責任さや優柔不断さを正当化する)、女性と肩を並べて仲良くお付き合いしたい(という便利な言葉を使って自分の意志とか意見とかを持たない)男性」、ということでしょうか。
しかし本に書かれていることを要約すると、まあすなわち「優しい(という便利な言葉を使って無責任さや優柔不断さを正当化する)、女性と肩を並べて仲良くお付き合いしたい(という便利な言葉を使って自分の意志とか意見とかを持たない)男性」、ということでしょうか。
▼「絶食系男子」とは「恋なんて無意味」とか思ってる男子(でも性欲はある)
さて、問題はここからです。「絶食系男子」という言葉があるそうです。彼らは恋愛に対する欲求がまったくなく、その様子から「草食系」よりも恋愛にテンションがない、いわゆる「絶食系」と呼ばれている存在なんだとか。あー恋したいな…とかもなく、理想の女性!とかもなく、「好きな芸能人は?」って聞かれても「いやあ…オレ芸能人とか詳しくないし」とか言っちゃう子のことです。こういう手合いは上司とかに「この中だったら誰よ」って言われると、悩みながらしぶしぶ穏当な女の子を指したりするんですよ。誠意ないよね。
でも何故か性欲はあるんだそうです。ただセックスに持ち込むまでの人間関係を構築するのが面倒くさいので、ほぼほぼマスターベーション派。もうデリヘル呼んだり風俗行くのも面倒くさい。から右手(もしくは左手)。
そんな絶食系男子の気持ちもなんとなく理解出来る気もしますけど、いつでも本気な女性陣からしてみると迷惑な話というか、ぱっと見は「草食系男子」みたいなナリでそのへんにいるもんだから、誤ってターゲットにしてしまったりするとかなり手こずる、のこと。本気女子を自称する筆者のともだちは「(絶食系男子にかける)時間と労力が無駄だから、首からプラカード下げて歩いてて欲しい」という厳しいコメントを残していました。
▼ニュータイプ「断食男子」は過去になんかあった系男子
3つめ、最後の「断食男子」は、「絶食系男子」となにが違うんだと思い、調べてみたところ…解釈には諸説あるそうですが、「昔は少なくとも恋をしていたけれども、なんらかの理由で恋をしなくなった男子」のことだそうです。
つまり、「別れた奥さんをずっと愛し続けているパターン」とか「むかし付き合ってた彼女に最悪なトラウマを植え付けられて『もう恋なんてしない』って誓っちゃったパターン」とかそのへんということでしょうか。あ、「遊びすぎた結果周辺環境がドロ沼化してもう懲りたパターン」というのもあるのかも知れませんね。漫画とかでよくあるね。でも本当にそんな男子いるんでしょうか。ただの女々しくて系男子だと思うんですが。どうなんでしょうね。
▼まとめ
さて、いかがだったでしょうか? 今回は草食・絶食・断食と、三種類の恋愛観を持つ男子を総じて紹介してみました。記事を書くにあたって彼らのことを調べた、わたしの個人的な感想としては、「なんか…めんどくせーな最近の男子…」でした。つべこべ言わずに適当に繁殖しろ。
では今日のところはこのへんで。
毎週金曜日にコツコツ更新予定の「ナントカ系ナントカの生態」、次回も「ナントカ系ナントカ」な若者の生態をご紹介します。
(written by かなやま)
そんなだから売れ残るんでしょうねー。
まぁ、あくまで本音であって実際に声に出す人は稀でしょうが。