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「パズルアンドドラゴンズ」というゲーム。筆者の周りにも熱心にプレイしている人が何人もいる。中にはお金を使ってプレイしているという人も。
ゲームのデータにお金を使うというのは、筆者には想像のしづらい分野だ。

気になったので、今回はパズドラをプレイしているという人を対象に、課金状況と課金に対する意識に関するアンケートを行った。
また、今回は年収によって課金額にどのような違いがあるのかについても触れている。



調査方法:インターネットアンケート
対象:パズドラをプレイしている18歳以上のエフプレス会員500名




■課金に対する「抵抗感」→平均3.7(5段階評価)
まず対象となる500名に「パズドラに課金することへの抵抗感」を5段階で表してもらった。数字が大きいほど抵抗が大きいことを表す。全く抵抗が無い場合は1、非常に抵抗がある場合は5となる。
その結果、500名の平均値は、「3.73」となった。中央値は「4」だ。
この結果は、プレイヤーの多くは課金に対してどちらかと言うと強めの抵抗を感じている、と言えるだろう。

■これまでに課金した総額→平均約48618円(最高330万円)
対象となる500名は、それぞれパズドラのプレイ期間もプレイスタイルも異なっている。が、今回は一括してこれまでにパズドラに課金した金額の総額を回答してもらった。
その結果、平均額は48617.96円となった。中央値は「5000円」であった。
平均値と中央値には大きな開きがあるが、それもそのはず、最高額はおよそ330万円、最低額は0円(一度も課金をしたことがない)であった。
ちなみに、0円という人は予想外に少なく、数えるほどしかいなかった。

■1ヶ月に課金する平均額→平均約2784円(最高11万円)
次に、それぞれが1ヶ月間に課金する平均的な額を回答してもらった。
その平均額は2784.461円。中央値は500円となった。
こちらの最高額は、11万円であった(最低は0円)。
この数字とパズドラというゲームの内容を考えてみると、時々コンティニューに対して課金している人が多いのではないか、と推測するのが自然だろう。

■年収と課金額の比較
少し話の主旨が変わってしまうが、インターネット上では「貧乏人に限って大量に課金している」といった噂が見られる。この噂は本当なのか真相に近づくため、今回は対象とした500名に、それぞれの年収も回答してもらった。
(専業主婦は夫の年収、兼業主婦は世帯年収)

その回答を元に、1ヶ月間の課金額が平均額を上回っている層と下回っている層の年収を比較してみたい。

対象者全体の平均年収463万円
課金額が平均を上回っている人たちの平均年収519万円
課金額が平均を下回っている人たちの平均年収450万円
無課金の人達の平均年収389万円 

※対象者全体の平均収入が、日本のサラリーマンの平均年収を大幅に上回っているのは、「兼業主婦の世帯収入」を含んでいるためと考えられる。

これを見ると、何とも普通というべきか…。高額課金者は年収も高く、少額課金者は年収も低い。そして無課金者の年収は更に低い、という結果となった。
今回は小規模なアンケートであるため恐らくにはなってしまうが、「貧乏人ほど課金する」という噂は嘘なのではないか、と考えられる。

しかし最後に少し興味深い数字を紹介したい。
今度は「課金への抵抗感」と「年収」の関係を調べてみた。課金への抵抗感が平均を下回る(3以下)人達と、上回る(4以上)人たちの平均年収を比較すると下記のような結果となった。

課金への抵抗感が平均以上の人たちの年収462万円
課金への抵抗感が平均以下の人たちの年収411万円

この結果から、「貧乏人ほど課金への抵抗が無い」と言うことは出来るのかもしれない。

(written by 知山里和)


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