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3月12日に発売されたBUMP OF CHICKENのニューアルバム「RAY」。
その中のアルバム収録曲「ray」は、2013年9月よりスタートしたツアー「WILLPOLIS」最終公演の日本武道館にて初披露され話題を呼んだ。

今回その楽曲で、初音ミクとBUMP OF CHICKENの異色のコラボレーションが実現。
初音ミクとデュエットをしているスペシャルPVが3月13日からOFFICIAL SPECIAL SITE YouTubeチャンネルで公開されている。



PV制作は、初音ミク×LOUIS VUITTON のファッションコラボレーションの総合プロデュースなどを手掛けた新鋭クリエイティブカンパニー、A4A(エー・フォー・エー)の東市氏。
ギター・ボーカルの藤原基央氏は「もし自分がBUMP OF CHICKEN として音楽を奏でていなかったら、きっとその世界の“P”のように、ボカロを使って音楽表現をしていたと思う」と、初音ミクを取り巻く音楽表現に、深い興味とシンパシーを抱いている。

また、PVだけでなくCDジャケットのブックレットにも注目だ。今回のブックレットでは、「ALWAYS三丁目の夕日」などで知られる映画監督の山崎貴氏、AR拡張で新たに表現の幅を広げることに寄与する“AR三兄弟”の川田十夢氏がコラボレーション。

ブックレット内にて、山崎貴監督が実際に書いたイラストレーションが、スマートフォン・タブレットを通して動き出す。
ブックレット内イラストのストーリーは、BUMPメンバーと山崎監督が考え、その物語を元に、BUMPメンバーの絵柄のリクエストを反映しながら、山崎監督がコミック漫画風イラストを書き下ろした。

本アルバム「RAY」は、前作アルバム「COSMONAUT」(2010年12月)のリリースから約3年ぶりのリリースで、「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団〜はばたけ 天使たち〜」の主題歌となった「友達の唄」以降、漫画家・井上雄彦氏とコラボレーションを果たした『ソフトバンク「復興支援ポータルサイト」CM ソング』の「Smile」、「FINAL FANTASY 零式」のテーマソング「ゼロ」、映画「ALWAYS 三丁目の夕日’ 64」主題歌「グッドラック」、フジテレビ系ドラマ「息もできない夏」主題歌「firefly」、そして配信限定シングル「虹を待つ人」までを収録。


自身初のベストアルバムを経て、次なるステージへと挑むバンドの“今” を象徴したオリジナルアルバム「RAY」。
2014年4月から大規模な全国ツアー、ファイナルでは東京ドーム公演の開催が決定しており、BUMP OF CHICKENは次なる大きな一歩を踏み出すことだろう。