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全国で人気の観光地・沖縄には、定番のちんすこうや泡盛をはじめ、さまざまなお土産が存在する。その中で今、話題の「ハブの毒まんじゅう」をご存知だろうか。

もともと猛毒を持つ蛇の「ハブ」は沖縄ならではの動物として知られるが、このお土産、まんじゅうの中にハブの毒が入っているというわけではもちろんない。実は、6個入りの粒あんまんじゅうの中で、たった1個だけ“激辛”まんじゅうが入っているのだ。まさに、ロシアンルーレット!

箱の裏にある成分表示を見ると、粒あんや小麦粉などと一緒に「島唐辛子」とある。そう、6個のうち1個だけこの島唐辛子入りのまんじゅうが入っている。

そんな激辛まんじゅうを試すべく、このハブの毒まんじゅうを“お一人様”で食べてみた。

まず1個、2個と食べるが、いたって普通のまんじゅう。だが、だんだん残り少なくなってくるとジワジワと恐怖がわいて出てくるようで、恐る恐る口にする。そしてついに4個目でその激辛まんじゅうに当たった。それまで食べていた普通のまんじゅうとは明らかに違う味だが、一口目から吐き出したくなるような辛さはなく、だんだんその辛さが感じられてくる。これはこれで、まずくはなく、むしろ泡盛などのアテには良いかも。

見た目だけではまったく判別できない激辛まんじゅう。1人で恐怖を味わうより、忘年会や合コンなど何人かが集まって食べたほうが盛り上がるはず。ロシアンルーレットが楽しめるこの沖縄土産、ぜひ那覇空港などの売店でチェックすべし。

(Written by AS)