みかん、いよかん、はっさく、でこぽんなど、かんきつというとさまざまな品種が市場に出回っているが、今、人気急上昇中という品種「紅(べに)まどんな」に注目が集まっている。
紅まどんなは、愛媛県を産地とし、1990年に天草と南香の交配によって生まれ、2005年に品種登録されたばかり。温州みかんやいよかんが栽培されている地域で栽培でき、12月に出荷可能なため、年末の贈呈用品種として期待が高まる一方、まだまだ生産量が少ないため、店頭に並んですぐなくなることも多いという。
この紅まどんなの特徴は、ゼリーのようなプルプル食感。やわらかい果肉は果汁たっぷりで酸味も少なく食べやすい。剥いた瞬間にただようさわやかな香りも人気の1つ。外皮が薄くてむきにくいため、カットフルーツで食べるのがおすすめ。
また、希少価値が高い紅マドンナの100%ジュースは絶品として人気が高い。さらに、道後温泉駅近くにあるJAえひめ中央のアンテナショップ「アンテナショップひなた」では、時期によって紅まどんなのジェラートも登場する。
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