インド北西部にある砂漠の町ジャイサルメールにあるオアシス「ガディサール湖」。昼間に行くと、水汲みをしている人や、洗濯をする女性が見られる。当時はこのガディサール湖が彼らの命と生活を支えるオアシスであったという。
ここの水は驚くほど不気味に濁っており、ここには40〜50cmほどの巨大ナマズが大量に生息している。湖の岸辺ではインド人観光客が魚に餌を与えている姿を目にすることができる。どうやら餌であるチャパティ(インドでよく食べられているパン)を求めて大量の巨大ナマズの群れが押し寄せているようだ!その数は数百匹にも及ぶおぞましい光景である。
餌を投げ込もうと準備する人の周辺には、大量のナマズが群がり収まりがつかずものすごいことになっている!チャパティをちぎって投げ入れると、ナマズは二重三重に重なりあい身をくねらせながら餌を食べようと群がってくる!
ヌメっとした体が折り重なり合い、仲間をかき分けて餌を求めてぽっかり大きな口を開けているナマズたち。一度見たらトラウマ!決して忘れることのできない地獄絵図だ!
この50cmを超える巨大なナマズは、東南アジアならば即刻食料にされる。しかしインドでは魚を食べる習慣が少なく、この砂漠地帯ではイスラムの戒律もあり、このナマズは食用にはならず、このような状況になっているのだという。