年金��

世の中を騒がしているニュースに対して、日本の国民は、本当は「どっちのミカタ（味方・見方）」をしているのか？アンケートを取って検証する企画「どっちのミカタ？」。

５月１１日、公的年金の受給年齢を本人の選択で遅らせられる制度について、田村憲久厚生労働相は、ＮＨＫのテレビ番組で、年齢の上限を今の７０歳から７５歳程度に引き上げることを検討する考えを明らかにした。

そこで今回のテーマは、年金受給年齢が７５歳まで繰り下げ可能になることについて、賛成？反対？
結果は、ご覧の通り・・・

年金��
（ｎ＝５８８）

「賛成」と答えた人は１７９人。「反対」と答えた人は４０９人と、全体の約７割の人が「反対」と回答した。


「賛成」と答えた人の意見は、こちら！


「強制されるのなら反対だが、自分の意思でというのなら賛成。７０歳なら、まだ現役時代よりは少なくとも、生活を維持するだけの収入を得ている方も多いと思うから。」（５６歳／女性／専門職）

「現状が現状なのでやむを得ない。『繰り下げ可能になる』のであって『強制的に繰り下げられる』訳ではないので、個々の自由に任せられると思う。」（２２歳／男性／アルバイト）

「本人が選択して行うことであればこうした考え方も検討して良いのではないかと思うが、気が変わったり、事情が変わったりすることも考慮して柔軟な制度にする事が大切だと思う。」（５９歳／男性／会社員）

「人によっては寿命の長短があるし、日本人の現在での平均寿命からみても引き上げは妥当だと思われるから。」（３７歳／女性／専業主婦）

「たとえば、６０歳を過ぎても働ける人などにはいいと思います。いろいろなパターンの生活がありますから。選択の幅が広がるのはいいことですね。」（４０歳／女性／専業主婦）




「反対」と答えた人の意見は、こちら！


「身寄りのない方が亡くなって残された資産など国のものになると聞きました。しかも莫大な金額。そういったお金の使い道なども公にして欲しい。そういったものを利用して、税金を上げたり、年金繰り下げなどしないで欲しい。」（４３歳／女性／専業主婦）

「今の中年で、どれだけ７５歳まで生きられると思っているのか？年金を支払わせるだけ払わせて、結局は受給できない人が増えるのでは？」（５２歳／男性／会社員）

「必ず消費税の増税と年金繰り下げをやってくる自民党の政治方針。もう、いい加減にして欲しいです。７５才から年金を受け取って何年貰えるのか？収めた年数の方が圧倒的に長くて、高額と思います。ばかばかしくて、今まで収めた分を返して欲しいと思います。年金泥棒ですよ。」（５６歳／男性／会社員）

「今でも、定年後年金の受給までに時間がありその間の生活が大変なのに、まだ繰り下げをするというのならば、その受給年齢になるまでの、仕事をできる環境を整えるべきだと思う。」（５２歳／女性／専業主婦）

「１か月当たりの支給額が増えるとしても、私はやらない。いつまで生きられるかなんてわからないのだから、もらえるようになったらすぐに受給する。」（３４歳／女性／アルバイト）




今回は、このような結果になりましたが、みなさんはどっちのミカタですか？