焼牡蠣に蒸し牡蠣、牡蠣ごはん、牡蠣汁など、日本の冬の味覚を代表する「牡蠣」が、台北でも味わうことができます。しかも、グルメの物価が安い台北では、冬から春にかけ、屋台やフードコート、レストランなどでよく見かけます。
特におすすめなのが、牡蠣の麺=「牡蠣麺線」。あっさりめのスープと細い麺と一緒に、やや小ぶりの牡蠣がたくさん入っています。屋台やフードコートだと値段もそれほど高くないので気軽に味わえます。小さめの牡蠣はその分、身のうまみがギュッと濃縮されて入っているので、これはこれでおいしい。今回は台鉄台北駅2階のフードコートで食べたのですが、あっという間に平らげてしまいました。
また、牡蠣の料理といえば、蔭鼓蚵仔(牡蠣のモロミ炒め)も有名。トウガラシが入っていますが、種がぜんぶ取ってあるのでまったく辛くなくて食がどんどん進みます。屋台で焼いている牡蠣などもおいしいのですが、胃腸が弱い人は衛生面からも要警戒で、牡蠣を食べ過ぎると当たる人もくれぐれも注意してください。
もし、西門町に立ち寄ったら、麺で有名な「阿宗麺線」がおすすめ。ここの牡蠣麺線は地元でよく知られていて昼時には外まで行列ができるほど人気です。
(Written by AS)