京都は全国まれに見るラーメン激戦区といわれ、全国チェーンのあの「天下一品」も京都に本店があります。
その京都で「火柱が立ち上るラーメン」が話題になっていると耳にしました。場所は、堀川丸太町の交差点から丸太町通を西に歩いて5分ほどのラーメン店「めん馬鹿一代」です。
いかにもラーメン店という外観に、店主らしき人物が大きくデザインされたポスターが貼られてあり、「ラーメンが君の人生をうまくする」とのキャッチが。そしてその横には火を噴くネギらーめんも。
店内に入ると、カウンター席とテーブル席がありましたが、火を噴くラーメンを注文する人はカウンター席のみでの対応。さっそく、ネギらーめんを注文すると、注意書きを渡されました。そこには、火柱が立ち上る瞬間は写真を撮らないこと(危険なので)、器に触らないこと(脂でベタベタになっている)などのルールが記されてあり、焼肉店で配られる紙製のエプロン、女性だと前髪をとめるゴムも渡され、テーブルには何も置かない(グラスなどはテーブル下にとりあえず置く)、器にラーメンを移す瞬間は後ろのめりになっておくように、大声を出さない・・・などを事前にアドバイスされました。
いざ、目の前に置かれた器に、火柱が立ち上ったままのラーメンと具を鍋からドボンと入れます。思わず大声を出しそうになるのを必死に食いしばっていましたが、その迫力はたしかにすごかったです。決定的瞬間を撮れなかったのは残念でしたが、たしかに危険度大です。
そして、そのラーメンの味はというと、九条ネギがシャキシャキしておいしいのはもちろん、麺にもこしがあり、スープが火を通して炎の状態にまでなっていたからか、後味にも巣もーキー感がしばらくずっと残っていて、通常のラーメンとは一線を画す味わいでした。濃い目のラーメンが好きな人にも、個性的なラーメンとお店的なネタにもオススメです。
めん馬鹿一代(食べログ)