「世界の中心で、愛をさけぶ」は片山恭一さんの青春恋愛小説として人気を集め、マンガや映画などで次々とヒットして当時“セカチュー”が流行語になりました。
そんな「世界の中心で、愛をさけぶ」が本当に実践されたのが、今年2月。場所は、世界の中心といわれるニューヨークのタイムズスクエアでした。
真冬、しかも今年は大雪の影響で冷え込みが厳しかったニューヨークで“心温まるイベント”として企画されたのが、バレンタインデーを祝うハートがデザインされたパブリックアート「March-Maker」。2月10日から3月11日までの間、タイムズスクエアの屋外に展示されました。
このパブリックアートは筒状で作られ、一方の筒で叫ぶともう一方のどれかの筒に聞こえるようになる仕組み。カップルやグループらが次々と挑戦する様子が見られました。まさに「世界の中心で、愛をさけぶ」。
また、バレンタイン当日には結婚式、tktsの赤いガラス階段の上でカップルが集まってパッションやロマンスなど誓いの言葉を相手に伝える「Renewal of Vows」などの企画も。どれだけこの世界の中心でカップルが誕生したのかは定かではないものの、企画としてはなかなかのアイデア。
2014 Times Square Valentine Heart - Times Square Alliance
http://www.timessquarenyc.org/times-square-arts/project-archives/2014-valentine-heart/index.aspx(英語)
(Written by AS)
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