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海外でも自分の携帯電話やスマートフォンを使ってネットにつなぐのが、いまや常識になった。一昔前なら少しネットにつなぐだけで莫大な通信料がかかったのが、今では海外パケット定額サービスで1日最大2980円。もちろんこれを何日も利用すると数万円は軽くいってしまうので多少は気をつけなければならないのだが・・・

近ごろ、駅や空港、公園などで、無料で誰もが利用できるWifiが続々と増えている。とはいえ、この辺りは国によって設置する進み具合が大きく異なる。たとえば、イタリアはお国柄もあるのか、主要な国際空港や高速列車の車内では早々にWifiが導入されたものの、それ以外のWifi普及率はまだまだといえる。

たとえば、鉄道のメイン駅でも、無料のWifiはない。マクドナルドも、Wifiはあるものの、イタリアの国番号が入った電話番号の登録が必要で観光客にはハードルが高い。

それが理由なのか、イタリアのローマで「Wifi Free」を掲げるカフェが多いのに気づいた。観光客がネットにつなぎたいのは万国共通のようで、一度、ジェラートを食べたいとジェラテリアに行った際、そのWi-Fiを利用してみた。

登録方法は簡単で、プロバイダが提供するFacebookのページにイイね!を押すだけ。もちろん、そのジェラテリアでしか使えなかったが、ネットが使える便利さを実感した。

日本でも、あの白い犬のWi-Fiをよく見かける。だが、外国人観光客にとってプロバイダ別のWi-Fiはとてもハードルが高い。アップルストアでは、たむろする外国人観光客が本当に多い。なぜなら、アップルストアでは登録など一切不要ですぐネットにつながるし、英語が話せるスタッフも多いから。

もしかして、日本もそのうちWi-Fiが簡単に接続できるのがカフェ、レストランの謳い文句になるのかも?