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ドイツのお土産としてパッと思い浮かぶものといえば・・・

マイセン(陶器)、シュタイフ(テディベア)、リモワ(スーツケース)、ヘンケルス(キッチンはさみ)、くるみ割り人形、ベルリンの壁(の破片)、文具各種

ヨーロッパの他国に比べると、なんとなく “硬派” なお土産が多い。

これに最近、新たなブームとなっているのが「アンペルマン」グッズの数々だ。

アンペルマンは、東西冷戦時の東ドイツで信号機(アンペル)から生まれた、赤と緑のランプの中に描かれている男の子のこと。この信号機自体、だんだん数は減っているものの、今でも旧東ドイツ領内で見かけることがある。

このアンペルマングッズは、ベルリンにある雑貨店「Ampelmann」のほか、近ごろやベルリン中央駅やベルリン・テーゲル空港の土産店などにも置いてある。グッズの種類もどんどん増え、Tシャツ、ステッカー、マグカップ、メモ帳、エコバッグ、ショルダーバッグ、マグネット、ポストカードなど。気軽に買えるドイツ土産としても定着しつつある。

東ドイツだったころの名残とはいえ、アンペルマンは今見てもとてもキュート。中には、アンペルマンの女の子バージョン「アンペルフラウ」も実在する。ドイツでのお土産選びに困ったら、アンペルマンのグッズ各種はおすすめだ。
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(Written by AS)