世界には僕たちの想像を遥かに超える仰天生物がまだまだたくさんいる。巨大なカリフォルニアナマコは自然界において大変ユニークな特徴を持った生物なんだ。
このナマコはちゃんとした口があるにも関わらず、肛門を第二の口として使ってしまうという。イリノイ・ウェスリヤン大学のウィリアム・ジョクル博士と、ワシントン大学のリチャード・ストラスマン博士がそのような結論を出したそうだ。何とも驚きの研究結果である。
以前から、北米の太平洋沿岸近くに生息するこのナマコが、自らの肛門を呼吸に使っていることは知られていた。肺の代わりに枝分かれした袋状のもので、肛門に水を取り込んで酸素を吸収する。彼らは一連の実験を行った後、ナマコは主に口で摂取するものの、補助的に肛門も使われていることを発見したそうだ。よくばりなナマコだぜ!
(written by 山岸悠也)
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