今回のテーマは「プロ棋士たちのおもしろカワイイエピソード」です。
お固く見えて、実は個性豊か。
最近はバラエティ番組にも登場の機会が増えてきた彼らの盤外での活躍を紹介します。
▼日本一チェスが強い羽生名人
将棋に詳しくない人でも知っている、生ける伝説羽生善治名人。
「羽生さんってどれくらい強いの?」という秀逸なコピペをご存知でしょうか。
友A:羽生はどれくらい凄いの?友B:簡単に言うと日本の将棋には7つのタイトルがある友A:うん友B:過去10年間だとのべ70人のタイトルホルダーがいるわけだ友A:うんうん友B:その70人のうち半分の35人が羽生だ友A:( ゚д゚ )
さて、このくらい強い羽生名人ですが、その趣味はチェス。
しかもこのチェスがめっちゃ強いのです。
22歳でチェスを覚えたという羽生名人は、初めて出た大会で優勝。
当時、日本のチェスプレイヤーを震撼させたのは言うまでもありません。
羽生名人が持つチェスのタイトル(称号)は、グランドマスター(GM)、国際マスター(IM)に次ぐ、FIDEマスター。
日本のチェスプレイヤーがこの称号を獲得したのは、羽生名人で史上三人目です。
現在では多忙のためか、協議会への出場は少なくなりましたが、一時期は対局の合間を縫って世界各国へ遠征。2013年11月、ジャパンオープンで総合3位という成績も残しています。
ちなみに、よく羽生さんとタイトルを取り合っている森内名人も、チェスの腕前はかなりのもの。
実は、将棋界ではチェスはメジャーな趣味のひとつなのです。