チェコは世界一のビール大国といわれる。少なくとも80種類以上のビールがあるといわれ、プラハをはじめチェコを訪れたなら、ぜひチェコビールを味わって欲しい。そのおいしさ、あっさりめでクセがなく飲みやすいと評判で、ビールが苦手な人もやみつきになること間違いなし。
そのチェコで、チェコビールとともに味わって欲しい郷土料理が、豚のカツレツ Veprovy Rizek だ。
チェコには海がないので、海鮮料理よりも肉料理のほうがメジャー。特に、この豚のカツレツはチェコ全土でほぼどのレストランでも食べることができる。オーダーしてほどなく運ばれてきたのは、見た目からボリュームたっぷりの豚のカツレツ。食べてみると意外なことにそれほど胃にもたれることなく、とてもおいしい。しかも、カツレツにはあらかじめ塩やコショウがきいていて、中にはトロトロに溶けたチーズが入り、これがまた豚肉や衣とぴったり合う。
日本で食べるカツレツとは微妙に味が違うが、これはこれでおいしかった。さっさと食べたので気づいたらすっかり完食したが、付け合わせのマッシュポテトのほうが重く(苦笑)食べるのにやや時間がかかった。
チェコの郷土料理、ほかには、Polevkaというスープ、チーズのフライ Smazeny syrクレープのようなPalacinkyなどが有名だ。
(Written by AS)