IOFTブース写真

眼鏡レンズの専門メーカーである東海光学株式会社が、ルテインを保護する、からだ想いのケアレンズ、眼鏡レンズの新素材「ルティーナ」を12月1日に新発売するとのこと。
さらに、その発表会が、10月20日に東京ビッグサイトで行われるということで、眼鏡愛用歴15年の筆者が取材に行ってきた。

そもそも、「ルテイン」って、なに?というところ。
 
ルテインとは眼の中にある、ものを見るのに重要な部分「黄斑部」(おうはんぶ)に存在する色素で、これが紫外線などにより損傷すると、見ようとするものがゆがんだり、 中心部がぼやけてしまったりする「黄斑変性」になってしまうとのこと。

現在の日本は、長寿社会に突入し、目を使う期間が長期化している。これは、破壊されるオゾン層や散乱する有害光線により、目が危険にさらされている期間が長くなるということである。

さらにルテインは、体内で産生することができず、ほうれん草やブロッコリーなどのルテインを多く含む緑黄色野菜を食事で摂取するしかない。
そのため、目の健康のためには紫外線からルテインを保護することが重要となる。

そこで、東海光学さんが紫外線をカットするだけでなく、ルテインの損傷を防ぐ、からだ想いのケアレンズ、眼鏡レンズの新素材「ルティーナ」を開発した。

ルティーナは、日常的な装用で、サプリメントを摂取するように眼の健康を保ち、一般的なレンズに比べて、ルテイン劣化に影響力のある光を約40%カットできる。

同社は今後も眼の健康のために、光からもっと眼を守る「アイケアデザイン」をコンセプトに、眼鏡レンズのスタンダードを創っていくと語る。