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自動販売機で買うものといえば、缶やペットボトルなどの飲料が主流であり、アイスクリームやお菓子、お土産なども少なからず存在する。

そんな中、全国で続々と増えているのが「カットりんご」専用の自動販売機。

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阪神なんば線と近畿日本鉄道の大阪難波駅構内で、そのカットりんご専用の自動販売機が設置されているのを見つけた。自動販売機を外見から見る限り、それほど特別な感じはしない。だが、近づいてよく見ると、カットりんごの商品だけが並んでいる!!

種類は、プレーンタイプが皮なし、皮ありともそれぞれ190円、「とろ〜りキャラメル」「とろ〜りはちみち」と味付けされたカットりんごがそれぞれ240円。いずれもビニールの小袋入りで、りんごはあらかじめ食べやすいようにカットされていた。実際に買って食べてみたが、りんごのサクサク感と味わいはちょうどよく、ヒンヤリ冷えていておいしかった。皮なしと皮あり、プレーンと味付けが選べるのもうれしい。

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関西では、大阪難波駅のほか、近鉄上本町駅や阿部野橋駅、阪急梅田駅などにも設置されている。なお、首都圏では、2011年に東京メトロ丸ノ内線霞ヶ関駅構内に設置されたのが、日本初とのこと。

しかし、いったいどんな人が買っていくのか気になるところ。しばらく観察していたが、残念ながら購入していく人を見ることはできなかった。

この自動販売機の設置を募集するエムヴイエム商事のホームページによると、オフィスでの朝食、ランチ後のデザート、スナック菓子やケーキの代わりのおやつとして…とある。また、おすすめポイントとして“小玉のリンゴ約半分が1袋に入っています。一袋約42kcalとたいへんヘルシーです(中略)変色しないようにビタミンCとカルシウムで酸化防止処理をしてありますので、新鮮なリンゴのシャキシャキ感が長期間保たれます”とも掲載されていた。

お菓子よりもヘルシーで健康的。小腹が空いた時のカットりんごを自動販売機で手軽に買って食べる。老若男女問わずブレイクしそうな予感もした。

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エム・ヴイ・エム商事株式会社