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チェコのプラハを代表する人気観光スポット「カレル橋」に、観光客に人気の“パワースポット”がある。

そのスポットは、カレル橋に並ぶ30体もの聖人像の中の1体、聖ヤン・ネポムツキー像。この像のレリーフに触ると、“幸福”が訪れると伝わる。そのためか、聖ヤン・ネポムツキー像のあたりだけやたらと観光客が集まり、皆が並んでレリーフに触り、記念写真を撮っている。

ちなみに、聖ヤン・ネポムツキー像は、30体の聖人像で最初に立てられたとされる。そう、カレル橋の聖人像はすべて一度に立てられたのでなく、17世紀から19世紀にかけて続々と増えていったのだ。カレル橋自体も何度か洪水で流され、現在の橋は1357年の着工から60年近くかけて完成した。当時のカレル4世の命により、若き天才建築家のペトル・パルレーシュによって作られ、プラハの両岸を結ぶ唯一の橋だった。

カレル橋のプラハ城側に、南京錠がかけられたスポットもある。いまや世界各地の観光スポットで見かけるこの南京錠だが、プラハではカレル橋そのものでなく、橋の下にあるスポットに集中しているので、場所を探す時は注意してほしい。

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特に、韓流ドラマ『プラハの恋人』の舞台となり、韓国人観光客に大人気。ドラマを見てからプラハ、そしてカレル橋を訪れるとよりプラハを楽しめるはず!

(Written by AS)