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皆さんはハリセンボンの針の数が1000本ではないことを知っていますか??
体中にたくさんの針が生えている印象があるハリセンボン(Porcupinefish)の針の数は、実際には400本弱ぐらいの本数なんだそうですよ。
なんとも紛らわしいですよね(怒)

■アクアスの仲間たち<39> ハリセンボン 「トゲ」の数 実は400本
ハリセンボンは暖かい海にすむフグの仲間です。フグには毒があるというイメージがありますが、ハリセンボンは無毒で、地方によっては食用にされることもあります。
この魚の一番の特徴はなんと言っても「トゲ」でしょう。多くの生物は自分の身を守るためにいろいろな工夫をしていますが、ハリセンボンはご存じの通り体表にあるたくさんのトゲで身を守ります。
トゲはうろこが変化したもので、普段はねかせた状態で泳いでいます。しかし敵に襲われたりすると大量の海水を飲み込んで胃を膨らませることにより、トゲを起き上がらせます。こうしておなじみの姿になるのです。名前の通り千本のトゲをもっているのかと思いきや、実際には意外と少なく四百本ほどしかありません。
≪出典≫
中国新聞(2007.10.18)


なんかこういうので、似たようなネタ(数に関する雑学的なネタ)はないかと調べたところ・・・
結構出てきたので、今回はバシッと紹介いたします。


■なぜ「110番」に? ダイヤル式の電話がカギに!
警察を呼ぶ番号『110』。なぜこの番号になったのか?島根県の警察本部のページでは、3つの理由が書かれている。

この制度のダイヤルは、昭和29年7月1日の新警察法施行(都道府県警察の発足)をもって、全国的に「110番」に統一されました。
●番号の統一にあたって、
●国民に覚えやすい番号とすること
●誤報が少ないように番号を3桁にすること
ストッパーまでの距離が短い「1」を多くすること(当時はダイヤル式)
を基本に検討され、さらに間違い電話を防止し、はやる心を落ち着かせるために、ダイヤルが元に返るまでの時間の長い「0」とし「1,1,0」に決定したと言われています。
≪出典≫
島根県警察本部:110番制度の歴史

■シリーズ第2弾なのに、なぜウルトラ“セブン”?
当時「ウルトラセブン」の監督だった円谷プロダクションの満田専務取締役によると「地球絵を守るウルトラ警備隊が桐山隊長、モロボシ・ダンなど6人いたんですが、それに加えて『隠れた7人目の隊員』つまりウルトラセブンがいる、という意味で名付けました。また、ラッキーセブンも意識しました」とか。
≪出典≫
FLASH(1998.08.10)

■なぜ“100万ドルの夜景”?日本の神戸の“1カ月の電気代”に由来!!
素敵な夜景を表す時によく“100万ドルの夜景”という言葉が使われる。
――なぜ、100万ドルなのか? そこには日本の兵庫県神戸市の電気代が関係しているという。

[私のおすすめスポット]関西電力執行役員・神戸支店長 太田垣英士氏/地域
神戸に赴任して間もなく2年になる。山あり海ありという恵まれたロケーション、そして、歴史を刻み込んだお洒落(しゃれ)な街並みが神戸の魅力である。そんな中で、私のおすすめは夜景。

神戸の夜景と言えば、「100万ドルの夜景」である。ご存じの方もあろうが、この100万ドルというのは、昭和20年代に六甲山から見下ろした神戸の灯(あか)りに掛かる1カ月の電気代が、当時の換算で100万ドルであったことに由来するらしい。
※以下省略
≪出典≫
電気新聞(2009.02.09)

いかがでしたか。
知ってるようで知らない「数字の雑学」。みなさんも調べてみてはいかがでしょうか。

(written by くしBK)
(photo by Sumlin