まるでバームクーヘンのようなチェコの伝統菓子パン「トゥルドロ(トゥルデルニーク)」。この菓子パンを売るお店 Bakery Krusta は、カレル橋のたもとと旧共和国広場近くにあり、いつも観光客たちの長い行列ができている。
棒に、小麦粉の生地をグルグル巻きつけ、回転させながら直火で焼く様子は店外からも見られる。その甘い香りに誘われ、行列をなす観光客多数。また、地元の人々が一緒に並ぶ様子も見かけた。
実は、外で焼いているトゥルドロを直接売るのではなく、店内で別のできあがった商品を渡してくれた。見た目も筒状で、手のひらサイズ。
外側が砂糖やシナモンでザラザラ、サクっとした食感がし、中はフワフワしてしっとりほどよい甘さ。なんだか素朴な味わいがした。1個食べるとボリュームありで、2人でシェアするのもおすすめ。
チェコ国内のお祭り、イベントなどで必ず出店されているトゥルドロ。上で紹介したプラハのお店は常設になる。一度食べて損はなし。プラハはほかにも菓子パン、惣菜パンの宝庫。ぜひご賞味あれ。
(Written by AS)