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日本に限らず、いや世界では日本以上に、LCC(ローコストキャリア、格安航空会社)がどんどん増えている。一方で、あっという間に倒産してしまうLCCもあるわけだが、全体的には明らかに増加している。特に、LCC先進国ともいえるヨーロッパ各国では、国際線の長距離線はレガシーキャリア(大手航空会社)、短距離線はLCCと使い分けている人も多い。現に、大手航空会社による子会社がLCCなケースも多い。

そんな中、成長著しいのが、ハンガリーのLCC「Wizz Air(ウィッツ・エア)」。

パープルを貴重とした機体のカラーリングは、日本のピーチ・アビエーションを彷彿とさせ、欧州の巨大空港でもなかなか目につく。近ごろは、ハンガリーを拠点とした路線以外にも就航する。

航空券の予約は、インターネット。最も気をつけたいのは「航空券を必ずプリントアウトして持参する」こと。でないと、出発する空港でけっこう高い発券手数料を取られる。チェックインカウンターでいくらごねても無駄なので、くれぐれもご用心を。

もちろん、預ける手荷物も1個から有料なので、スーツケースなど確実に機内に持ち込めない荷物があるなら、予約時に一緒に追加料金を支払っておくほうが空港よりもお得。

機内での座席は、オプションで料金を支払う以外は指定されてない自由席。つまり、早い者勝ちなので、搭乗時間のずっと前から並んでいる人も多い。搭乗が遅いと、3列シートの真ん中しか空いてないこともあるので、窓側や通路側がいい人は30分以上前から並んでおいたほうが無難だろう。なお、機内サービスはドリンクも含めてすべて有料。機内販売もあって、ハローキテイのWizz Airバージョンを見つけて驚いた。ハローキテイの世界進出、恐るべし。

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余談だが、東ヨーロッパの航空会社だからか、客室乗務員の女性が皆、「美人」ぞろいだった。

(Written by Aki Shikama)