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1月9日、東京日本橋のホテル「マンダリンオリエンタル東京」に、デンマーク・コペンハーゲンにある予約のとれないレストラン「noma」が期間限定で「ノーマ・アット・マンダリン・オリエンタル・東京」を出店する。

「noma」は、イギリスの月刊誌「レストラン」が毎年発表している「世界のベストレストラン50(The World's 50 Best Restaurants)」で2010年、2011年そして2013年、2014年と4度も首位に輝いたデンマークのキュイジーヌ・レストラン。
常に完璧で、そして常に高みを目指し続けているという「noma」は現地にある最高の食材を使い、それらの組み合わせから最高の料理を作り上げている。

このたび東京で開店することになったのも、常に高みを目指すための大胆なイノベーションであると同店のマネージングディレクターであるピーター・クレイナー氏は語る。

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「ノーマ・アット・マンダリン・オリエンタル・東京」は、「noma」の東京支店ではない。コペンハーゲンにある「noma」のスタッフがそっくりそのまま来日。1月9日から2月14日までの期間限定ではあるが、完璧を目指すための施策として、本店を一時休業させてまで、日本にやってきたのだ。

「noma」のスタッフは1年ほど前から準備のために日本各地の食材を味わって、最高の食材を探し求めていたという。
食材の多くは日本のものを使用。そういった意味では、「noma」による世界初の料理が東京で味わえるということになる。

その食材のひとつとして、公式サプライヤーとして食材を提供することになったのが、鶏卵「きよら グルメ仕立て」で知られる株式会社アキタだ。
アキタは鶏卵業界としては唯一、すべての生産を一貫して行うシステムを持ち、世界でもまれな厳しいを衛生管理の元、徹底した食の安全が守られている。
加熱によってほとんど変わらない食欲をそそる黄身の色を持ち、それによって得られる濃厚なコクと旨味も強みのひとつだ。

1月8日に行われた記者発表会ではアキタが「ノーマ・アット・マンダリン・オリエンタル・東京」と公式サプライヤー契約を締結したことを発表。「noma」にとっても、このように食材の仕入先を開示するのは初めての試みだという。

記者発表会にはゲストとしてタレントの菊川怜さんが登場し、「ノーマ・アット・マンダリン・オリエンタル・東京」唯一の日本人シェフ高橋惇一さんが手がけた世界初の料理を試食。濃厚な旨みに言葉を失っていた。
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