IMG_4210

海外のスーパーで日本の食材が売られているのを見かけることが増えてきた。以前は、現地や中華系の会社が、いかにも日本食らしく、しかし、日本人から見るとちょっと違うぞ、という商品が多かったのも事実。だが近年、日本の会社による日本の食材がどんどん進出してきている。

例えば、「キッコーマン」。日本でキッコーマンといえばしょうゆをはじめとする和食の調味料がパッと思い浮かぶ。だが、欧米をはじめとする海外のスーパーで見かけるキッコーマンの商品は、しょうゆに限らない。米やみそ、酢、のりまで幅広いラインナップを誇る。まるで、日本の食品を正しく世界に普及する担い手のようにも感じてくる。

(参考)キッコーマン公式サイト 海外への展開

また、カップヌードルでおなじみの「日清食品」も、いまや世界どこに行っても見かけるといっても過言ではない。ただ、カップヌードルは各地によって味が異なり、日本とまったく同じ味でないことも多いが、それはまた現地での楽しみとして味わうと良い。日本には売っていない味の即席麺も多く、現地での非常食になるほか、日本へのお土産としてもウケそう。

IMG_4204

さらに先日、アメリカのスーパーで見かけたわさびが「S&B」(エスビー食品)だったのにも驚いた。

日本の食材が海外で手に入りやすくなったのは歓迎で、現地在住の日本人はもちろん、留学生や長期滞在の旅行者にとっても朗報なはず。現地の商品よりも少々高くとも、日本のメーカーが製造したものならなんとなく安心と、その信頼性は抜群に高い。

(Written by AS)