専門外の分野の知識であることがかえって印象に残ってしまい、何十年も前に読んだマンガの知識を未だに覚えている、ということも少なくない。
登録するとテレビ番組出演のチャンスもあるアンケートサイト「エフプレス」で、実際でも役に立ちそうなマンガで得た知識を聞いてみた。
◆ピンポンパールという金魚は生きていても、水面に浮いていることもある
(ネタ元:リネンとガーゼ 31歳女性)
金魚が死んだと主人公たちが騒いでいるとき、詳しい人が登場して説明。
その名の通り玉のような体型の金魚「ピンポンパール」。死んでいるかのように腹を上にして浮かんでいるのは、「転覆病」という症状のようです。
飼っている人によると、エサの料を減らすなどして体内の重さのバランスを戻して復活することもあるようですが、とにかく死にやすい種族らしく、飼育が難しい金魚のようです。
◆マリアナ海溝が世界でいちばん深い海溝
(Photo by tata_aka_T)
(ネタ元:ドラえもん・のび太の海底鬼岩城 36歳男性)
ドラえもんがのび太に説明をするシーンより。
ちゃんと理科の授業を聞いていないと、海溝が何かもわかりません。ちなみに、マリアナ海溝の深さは10,924メートル。
Wikipediaができる前は、こういうものでも人を感心させることができました。
◆海の中に雪が降るような、マリンスノーという現象がある
(ネタ元:ドラえもん 23歳女性)
海底を歩くのび太がドラミちゃんと連絡をとっているシーンより。
ドラミちゃんは映画やアニメでもなにか珍しいことを教えてくれるイメージがあります。
◆牛に足を踏まれたら牛が動くまで待つ。無理に引き抜くと骨折する。
(Photo by Paul Williams)
(ネタ元:動物のお医者さん 33歳女性)
大学で牛に足を踏まれたシーンより。
ちなみに犬に噛まれたときは、かまれた手を引くのではなく押すと話してくれるそうです。
◆子牛の性別は足の形で大体わかる
(Photo by Compassion in World Farming)
(ネタ元:百姓貴族 32歳女性)
牛の出産シーンより。
この知識を役に立てられる人はかなり限られるのでしょうが、そういうマンガ知識こそオツなものです。
◆「エルフ」は“妖精”の意味もあるが、ドイツ語で“11”という意味もある
推理をしているシーンより。
誰かに披露したとき、最も「だからどうした」と言われそうな知識です。
“Wikipedia”と“NAVERまとめ”のおかげで、どんなことでも20秒で調べられる今、生活の中であまり役に立たない知識をいつまでも脳内にとどめておくのは、実は尊いことなのかもしれません。
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