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機内で本格的な「粉もん」を食べ比べ―――大阪・関西空港を拠点とする人気のLCC「Peach(ピーチ)」が、機内食「PEACH DELI」を3月1日からリニューアルするのに合わせ、既存のお好み焼きとたこ焼きに加え、明石焼きが新メニューに加わる。

Peachは、関西が拠点のエアラインとして、有料の機内食でこれまでも関西らしいメニューを続々と登場させてきた。2013年9月から老舗「千房」の鹿児島黒豚モダン焼き、2014年から「たこ昌」のたこ焼きを提供し、いずれも関西=台北や関西=香港といった国際線を中心に、外国人の搭乗客にも好評を博しているという。

そして今回、Peach とたこ昌が機内食用として本物の味を再現しようと、開発に6ヶ月かかったという「たこ昌の明石焼き」が登場。たこ昌の担当者によると「機内でいかにおいしく明石焼きのダシを提供するか、最終的に、特殊な容器の底にダシを敷き、上にツブを置いた状態で提供し、お客さんがダシをからめて食べるスタイルになった」といい、Peach側も「大手などの航空会社の機材と比べてシートピッチが狭い上、ダシがこぼれたら大変。試行錯誤を重ねてやっと完成した」と、苦労した経緯を語っていた。

これで3つの粉もんがそろったPEACH DELIは、大阪から粉もんの認知や普及などに務める「日本コナモン協会」(大阪市、熊谷真菜会長)から「だしツッコミ!認定商品」の提供店として認定を受け、授与式も行われた。

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PEACH DELI にはほかにも新たなメニューが加わる。まるでみかんを食べているような味わいの「和歌山産 飲むみかん」、京都銘菓の生八つ橋「こたべ」の食べきりサイズも登場。特に、PeachオリジナルBOXにはPeachのかわいい機体が描かれていて、飛行機好き女子にはたまらない。さらに、売上の一部を開発途上国に支援する「カロリーオフセット対象商品」として、「春キャベツのハーブクリームソース リングイネパスタ」、「春のお花見弁当」もあり、どちらも野菜が豊富で見た目も彩り豊か、グルメな女子の心もお腹も満たしそうな人気商品になりそうだ。

いずれのメニューも、Peachに搭乗した人のみが味わえる(一部のメニューは路線限定)。Peach は3月29日から、成田空港発着の路線を拡大させる。ぜひPeachに乗って、機内でもこだわりの関西グルメなどを味わってみてはいかが?

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ピーチ Peach 

日本コナモン協会

(Written by Aki Shikama)