カズ1

2月26日、J2横浜FCの三浦知良が、48歳の誕生日を迎えた。練習を終えたキングカズは「1試合でも多く試合に出て、1点でも多くゴールを決めたい」と、今シーズンの目標を話した。

そこで、生きる伝説「キングカズ」こと、三浦知良についてちょっと調べてみた。


Wikipediaによると・・・
三浦 知良(みうら かずよし、1967年2月26日 - )は、静岡県静岡市葵区出身のプロサッカー選手。横浜FCに所属。2014年1月現在、プロフェッショナルリーグで実働する日本の最年長プロサッカー選手である。ニックネームは“カズ”、または“キング・カズ”であり、三浦を本稿では原則として「カズ」で表記する。妻は、三浦りさ子。

ブラジル時代のポジションは左ウイングであったが、日本帰国後はセンターフォワードとしてJリーグで活躍し、日本代表としてもFIFAワールドカップ初出場に貢献した。ワールドカップ予選では総得点を27点記録するも、ワールドカップ本大会へは未出場。Jリーグ年間最優秀選手賞1回、得点王1回、ベストイレブンを2回受賞、1993年にアジア年間最優秀選手賞を受賞。釜本邦茂と共に、国際Aマッチ1試合で6得点の日本代表1試合最多得点記録、通算得点記録(55得点)を持つ(2011年時点)。



カズ2

●「アリの苦労に比べたら俺の苦労なんか大した事ない」
イタリア移籍が難航した1994年、精神的に追い込まれた時期があった。そんな時に、カズはアリの自伝『モハメド・アリ、その生と時代』と出会った。家はもちろん、新幹線で移動するときにも持ち歩いていたという。
【徴兵を拒否したアリは非難を受け、リングを追われた。しかし、信念を貫いた彼はカムバックし、三度もチャンピオンに返り咲く・・・】
「アリの苦労に比べたら俺の苦労なんか大した事ない」と勇気をもらった。
さらに、ファンを非常に大切にしたアリに影響を受け、疲れている時でも、大勢のファンに囲まれると、「モハメドアリ・・・」とつぶやきながらサインをし続けたという。
(2001.2.13「週間プレイボーイ」)

●好きなメーカーは「カズ」
ブラジルのある孤児院に、サッカーボール200個を寄付したカズ。しばらくして、今度はJリーグが同院にボールを寄付することに。エージェントが孤児たちにボールを渡すと、彼らは一様に喜んだが、渡されたボールを見て「アディダスじゃなくて、メーカーは『カズ』がよかったなぁ。」「『カズ』のボールは、すごく使いやすかったよ。」と、口々に言う。
エージェントが何を言っているのだろうと不思議がっていると、子供たちから「コレだよ。」と、ボロボロのボールを渡された。サインペンのかすれた文字をよく見ると、そこにはポルトガル語で、「夢をあきらめるな カズ」。
なんとカズは、200個全てのボールに直筆のメッセージとサインを書き入れており、子供たちは『カズ』というメーカーのボールであると思い込んでいた。
(2008.8「スコラ」)

●「子供がいるのが見えないのか!」
出待ちのファンで溢れ返る試合後のスタジアムに、ひとりの少年がいた。人波をかき分けてバスへと進むカズ。少年は目の前に迫ったカズに、勇気を振り絞って色紙を差し出した。だが、横にいた女性たちが、少年を押しのけサインをもらおうとすると、少年は転倒してしまう。その瞬間・・・。
「子供がいるのが見えないのか!」カズは女性たちを怒鳴りつけ、少年の頭を撫でながら満面の笑顔で「大きいサインあげるから泣かないでね。」と、色紙いっぱいにサインした。
それを見た先ほどの女性たちがサインを求めると、カズはこれをガン無視。無言のままバスへと向かった。
(2008.8「スコラ」)

●テキーラ20杯!
Q.もし「何を食べても体調が変化しない体」を手に入れたとしたら、まず何を食べたいですか?
「特にないです。僕なんかはよく節制、節制と言われているけど、実際はそれほどでもないんですよ。食べるものを節制しているというより、食事の時間、食べる量に気をつけているだけで。いろんな人が大げさに言い過ぎていて、かなり誤解されてるんですよ。長谷部(誠)君が「カズさんとご飯を食べにいったらデザートを頼まなかった」ってどこかで言っていました。でも、たしかにそこでは頼まなかったけど、その後、テキーラ20杯飲んじゃってるからね(笑)。一部だけを取り上げて「カズさんはすごい」とか言われるけど、みんな大げさなんですよ。」
(2011.5.12〜6.3「NumberWeb」)

●カズが入店すると「ゴッドファーザー」のテーマが流れる!
長年通っているホテル。古くから知っているピアニストがおり、違う曲を演奏していても、カズが入ると、“ゴットファーザー”のテーマに変えてくれる。
また、銀座のクラブでも、同じように“ゴットファーザー”が流れ、その曲が流れると、「カズさんが来た」という合図になっている。
(2011.2.26「嵐にしやがれ」)

●サッカー部を辞めて卓球部に入ろうとしたことがある!
小学校6年から中1にかけて。サッカー部をやめて卓球部に行こうとしたんです。いま振り返ると、ただの怠けなんですけど。でも、卓球部に行かなくて良かったよね。もし僕が卓球をやっていたら日本のサッカー界も変わっていたでしょう。
(2011.5.12〜6.3「NumberWeb」)

●カズは変態?
「変態」というとロウソクをたらすみたいに誤解するかもしれないけど、そういう変態ではありません。たとえば点を決めて、我を忘れて喜んでいるはずなのに、ポーズを決めたときに指の先までかっこよく決まってるとかね。無我夢中でやってるはずなのに、実は自分がカメラにどう映るか、最後まで意識してやっている。それが僕の言う変態さです。そういうところは、他の選手と明らかに違うんだろうね。
(2011.5.12〜6.3「NumberWeb」)

●カズダンスはカレッカがモデル!
昔は鏡の前で練習したこともありました。これ、基本はサンバのつもりだったんです。昔、カレッカがゴールした後、コーナーフラッグのあたりで踊った。それが原型で。でも、やってるうちにどんどん変わってきて、いまやサンバとはいえないステップになっちゃいましたね。ちなみに試合で最初にやったのは、'92年、国立でやったゼロックス・チャンピオンズ・カップ決勝、トヨタ戦でゴールを決めたときです。
(2011.5.12〜6.3「NumberWeb」)