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日本にも上陸して大人気となっている新感覚ドーナツ「クロナッツ」。その発祥となった店は、ニューヨークにある。ソーホーの「ドミニク・アンセル・ベーカリー」で、2013年春から販売する。このクロナッツが爆発的な人気となって以来ずっと、開店前から長蛇の列で即完売すると聞き、なかなか足を運べないままだった。最近はどうだろうと思い、ふとお店を訪れてみた(2014年11月)

平日の昼前だったものの、店内には人が多く、さすが人気店なのは健在。そして、店内のディスプレイでクロナッツを探すと、見あたらない。平日朝8時から営業しているので、さすがに遅かったかと思いながら、ダメ元でスタッフに「クロナッツ、ありますか」と聞くと、「あぁ、ちょうどラスト1個だけあるよ」と、カウンターの後ろに置いてあったのを出してくれた。超ラッキー!

クロナッツの価格は、1個5ドル(約600円)。ドーナツ1個で600円となると、円安の影響もあるが、とても安くはない。それでも「クロナッツを1個でもゲットできた」という充実感でいっぱいだった。

肝心の味はというと、クロワッサンとドーナツを組み合わせたというだけあって、歯ごたえは独特のサクサク感、甘さもニューヨーク基準からすると控えめといえる。そして、見た目以上にボリュームがあり、1人で1個食べるとけっこうお腹いっぱいになる。2人でシェアするとちょうど良いサイズかもしれない。

ドミニク・アンセル・ベーカリーにはその他にも、ニューヨークらしいスイーツがディスプレイに並ぶ。店内でイートインもでき、季節がいい時期は庭園を望むテラス席もおすすめだ。

なお、ドミニク・アンセル・ベーカリーは2015年春、東京・表参道に日本1号店をオープンする予定。こちらも長蛇の列覚悟になりそうだが、話題のクロナッツ、発祥のショップでぜひお試しを。

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Dominique Ansel Bakery 公式サイト(英語)

(Written by AS)