アメリカでコーヒーというと、スターバックスをイメージする人が多いかもしれない。たしかに、スターバックスはシアトルが発祥だし、ここニューヨークにもたくさんの店舗を見かける。最初はスターバックスでも良いが、日本とあまり変わらぬ味にだんだん飽きてくる。
そこでおすすめのコーヒーショップが、最近、ノマドエリアで話題の「バーチ・コーヒー」だ。
ノマドエリアは、マディソン・スクエア・パークから北のあたり。以前は誰も注目していなかった寂れたエリアに2009年、エース・ホテルがオープンし、次々とショップやレストランができて活気が出てきたところ。バーチ・コーヒーは、マディソン・スクエア・パークのマディソン街からちょっと北に行ったところに店がある。
バーチ・コーヒーは、コーヒー好きのオーナーが開業したというコーヒー専門店で、特に、オリジナルのロースターがおすすめ。スターバックスのようなチェーン系のコーヒーとは一線を画す味わいで、一度飲むとまた飲みたくなる、リピーター必至のコーヒーショップで、ニューヨーカーの人気を集めている。店内には、さまざまなジャンルの本が置いてあったり、パソコンが使えたりと、長居する人もけっこう多い。水出しアイスコーヒーや地元ビールも味わえる。
このバーチ・コーヒー、もう1つの名物が、毎日違う種類とドリップとブレンドが楽しめるテイクアウト用アイスコーヒー。「Coffee Growler」もぜひお試しを。
Birch Coffee
(Written by AS)