タモリ1

世の中を騒がしているニュースに対して、日本の国民は、本当は「どっちのミカタ(味方・見方)」をしているのか?アンケートを取って検証する企画「どっちのミカタ?」。

5月10日にフジテレビで放送された「ヨルタモリ」で、タモリが「夢があるようじゃ人間終わり」と、持論を展開した。

タモリは「向上心がある人は、今日が明日のためにある人。向上心がない人は、今日が今日のためにある人。向上心イコール邪念ってことだよね」と話し、「夢があるようじゃ人間終わりだね」と語った。
さらにタモリは、「(夢に向かって頑張る人にとって)夢が達成されるまでの期間は、まったく意味のないつまらない世界になる。それが向上心のある人の、悲劇的な生き方なの」と指摘した。

そこで今回のテーマは、タモリの向上心否定論「夢があるようじゃ人間終わり」発言について、賛成?反対?
結果は、ご覧の通り・・・

タモリ
(n=582)

「賛成」と答えた人は222人。「反対」と答えた人は360人と、全体の約の62%人が「反対」と回答した。


「賛成」と答えた人の意見は、こちら!


「一見きつい言葉のようで、実は夢のためだからといってがんばりすぎるなと言いたいのではないかな。無理をしすぎると挫折して上手く行かなくなるから、楽しくなくなると。」(42歳/女性/専業主婦)

「タモリさんはいつも冷めた目で逆説的なものの言い方をされます。夢というのは途方もないものです。もう少し地に足を付けて生きた方がいいということだと、私は好意的にとらえています。」(71歳/女性/専業主婦)

「夢があると、夢が叶わなかった時に自分を不幸だと思ったり惨めに思ったりすると思う。また、理想通りの自分とそうなれていない自分との差に焦りを感じることもあると思う。夢など持たずに日々現実的に生きていた方がよほど気楽に生きていけると思うので。」(28歳/女性/専業主婦)

「凄く興味深い放送だった。自分も若い部類だけれど、経験を重ねたタモリさんなりの結論がこういう事だったと思う。未来の事なんて分からない。せいぜい、週末のこの日の為に1日1日生きていこう。」(26歳/男性/その他)

「今に一所懸命ってことで。でも夢を持つことは否定することではないと思う。誰だって何かに向かって生きていくことはあるだろうし、淡々と生きている人が正しいとか、それが普通だとかないと思う。」(33歳/女性/会社員)




「反対」と答えた人の意見は、こちら!


「未来より今を楽しめ、という主旨だと思いますが、夢をかなえたり、それに向かう過程等こそが人間にとって大事なことなのだと思います。そういうものがないと、ただ生きているだけの人間ばかりになり、人類として発展しなそうだと思います。」(43歳/男性/会社員)

「夢があるから頑張れるって素晴らしいことだと思う。夢が達成されるまでの期間は全く意味のないつまらない世界なんかじゃない!タモリ発言の意味わかんない。天才と凡才の考え方の違いかしら?」(49歳/女性/パート)

「全く見当違いな意見だとは思わない。一部当たっているとは思う。けれど、すべての人がそういう生き方をしてしまったら、クリエイティブなことは何も生まれなくなると思う。」(26歳/男性/その他)

「夢の定義にもよるかもしれないけど、タモリの考えは違うと思う。『夢が達成されるまでの期間は、まったく意味のないつまらない世界になる。』は違うでしょう。その過程は苦しいかもしれないけど、夢へ向かっていると思えば充実するし、その過程で夢の方向が変わるかもしれない。夢がない人生はつまらないし、夢を実現させることができる人は素晴らしいと思う。夢を実現した後で目的を無くして失速する人もいるかもしれないが、次の夢へとつながる人もいる。たとえ実現しなくても、歳を取った時、あのころは夢があって素晴らしかったなーと振り返ることもできる。」(56歳/女性/専業主婦)

「夢に向って努力している人を完全否定するようなこの持論は正直不快に思えるので反対。馬鹿にしているとは思いたくないけれど、人によってはそう取られる発言だと思う。まあ、人の思想は様々なので。思っていても心の中だけで留めていた方が余計な火種を生まなくて良いと思う。」(37歳/女性/専業主婦)




今回は、このような結果になりましたが、みなさんはどっちのミカタですか?