今まで分からなかったことが、分かるようになったりすることを「目から鱗が落ちる」というが、みなさんはこのことわざの起源をご存知だろうか?
2003年6月15日の朝日新聞によると、このことわざは聖書が語源になっているとのこと。
「目からうろこが落ちる」とは、何かがきっかけとなって迷いからさめたり、物事の実態が分かるようになったりすること。太宰治の小説にも用例がありますが、語源は古く、聖書です。 キリスト教を迫害したため目が見えなくなったサウロという人物が、キリストの弟子によって視力を取り戻す場面、「たちまち目からうろこのようなものが落ち、サウロは元どおり見えるようになった」(新約聖書・使徒言行録)という一節に基づきます。 サウロはその後洗礼を受け、キリスト教を熱心に布教するようになります。 |
参考:2003.6.15「朝日新聞」
(written by けいぼう)