二世タレント0

世の中を騒がしているニュースに対して、日本の国民は、本当は「どっちのミカタ(味方・見方)」をしているのか?アンケートを取って検証する企画「どっちのミカタ?」。

6月3日、故・松田優作の長女・Yuki(ユウキ)が、CDデビューすることが話題になっている。
しかし、二世であるということは、芸能界入りの近道でもあるが、常に“親の七光り”という批判にもさらされてしまうということでもある。

そこで今回のテーマは、二世タレントは、有利?不利?
結果は、ご覧の通り・・・

二世タレント
(n=583)

「有利」と答えた人は501人。「不利」と答えた人は82人と、全体の約86%の人が「有利」と回答した。


「有利」と答えた人の意見は、こちら!


「七光りと言われてそのぶんプレッシャーや損なことも多いと思いますが、まずテレビに出られる段階で有利だと思います。芸能人になりたくて頑張っている人が沢山いる中で、そう簡単にテレビ出演することすら出来ないので。」(47歳/女性/その他)

「最初のきっかけとしては、親が有名であれば有利だと思う。しかし、有名にもいろいろな名の広まり方があるので、子供の進む道とイメージが違う有名のイメージだと害になることもあると思う。」(36歳/男性/会社員)

「全く知名度がない状態よりは、かなり有利だと思う。ただ、親の実績があればあるほど期待したほどでもなかった時の転落度は大きく出てしまうと思う。でも、スポットライトを浴びるまでが大変な業界だと思うので、その点も含めて有利だと思います。」(31歳/男性/アルバイト)

「二世タレントは、純粋に外見や能力のみで測ればとてもデビュー出来ないレベルの人達だらけだ。二世と言うだけで、芸能界で大きな顔をして生きていける。」(47歳/男性/会社員)

「実際、全然面白くもなければ、歌や芝居が上手くなくてもテレビに出演している人を沢山見るから。もちろん、ちゃんと能力のある人もいるけれど、全体的に見たら有利だと思う。」(35歳/男性/その他)




「不利」と答えた人の意見は、こちら!


「入りやすいけど、ずっとずっと親の影がついてまわるから。きっと『自分』がわからなくなると思う。佐藤浩市くらいしか親の七光から脱出できた人を私は知らない。」(40歳/女性/パート)

「親の印象が強く、だれだれの子供か、となるところが不利な点です。覚えられやすいのですが、自力で活躍したいとなると大変なのかと思います。」(15歳/女性/学生)

「結局、生き残るには本人の実力次第だから。親の名前で番組などに出やすいかもしれないが、足かせにもなりそう。」(40歳/女性/パート)

「実力がなくても実力があっても親の七光りと言われ、個人の能力が平等に評価されないと思うので。」(36歳/女性/専業主婦)

「デビューするという事に限っては2世タレントが有利なのは明らかだが、デビューしてからはよっぽど才能がなければ、あっという間に飽きられるし、親と比較されて批判される。親が大物であればあるほど、そのハードルは高い。相当、精神的に強く、親の力を借りずに本気で努力できる人しか残れないと思う。」(33歳/女性/専門職)




今回は、このような結果になりましたが、みなさんはどっちのミカタですか?