英語で代表的な挨拶の言葉といえば「ハロー!」ですが、みなさんはこの「ハロー!」という言葉が元々、造語で、誰が考案したものか、ご存知だろうか?
1997年7月10日の中国新聞朝刊によると、実はこの「ハロー!」、なんとあの発明王・エジソンが考案した造語とのこと。
「ハロー」といえば、英語圏での代表的な挨拶言葉ですが、この便利な単語が、実はエジソンの造語であったことが最近確認され、アメリカではちょっとした話題になっています。 1877年8月に、電話で最初に交わす挨拶言葉は何がいいか、と相談を受けたエジソンは、自ら「ハロー」という言葉を考案し勧めたのです。 べルは船員同士が河川で行き交う時の「アホイ」を電話でも使おうと提唱していましたので、この勝負はエジソンに軍配があがりました。 さらに言えば、この「ハロー」によって、社会のエチケットが一変してしまいました。 というのは、それまでヨーロッパの伝統を受け継いでいたアメリカでは、紹介者がいなければ見知らぬ人に声をかけないのが礼儀とされていました。 しかし、この「ハロー」の登場によって、初対面の人同士でも気軽に話ができるようになったのです。エジソンは、アメリカ人の性格さえも大きく変える「魔法の言葉」の生みの親でもあったのです。 |
参考:1997.07.10「中国新聞朝刊」