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日本だけでなく韓国もイチゴをよく見かける。この春はイチゴを使ったさまざまなスイーツがチェーン系カフェなどでとても多く見られたが、とあるカフェの店先にドーンと告知があったのが、なんと「いちご大福」。

韓国でいちご大福といってもピンとこないし、日本でも正直、カフェでわざわざ食べるというスイーツでもない。写真付きで、しかも中身が見える状態だったので、日本のいちご大福とさほど変わらないようにも感じ、試しにオーダーしてみた。1個2000ウォン(約200円)

写真の通り、中身が割れた状態で運ばれてきた、いちご大福。恐る恐る食べてみると、イチゴの酸味と餡はほどよい甘さで、けっこうおいしい。ただ、皮の部分が、日本で食べるモチモチ感とはちょっと違い、やや固かったのが残念だった。でも、値段的に考えて、ぜんぜんOKなレベル。ちなみに、そのカフェでほかに食べている韓国人はゼロだったので、本当に人気があるのかどうかは不明。

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一方、ソウル郊外の某大型ショッピングモールで、いちご大福と、さらにほかの素材が入った大福が売られているのを見つけた。バナナ、キウイフルーツ、バナナ、みかんが中に入っている写真とともに並べられて販売されていた。さすがに日本でもここまでのフルーツ大福のラインナップは、なかなか見かけない。

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日本食が韓国で定着しつつある一方で、日本の和菓子もブームになりつつあるのだろうか。もし、韓国で見かけて気になったら、試しに食べてみてはいかがだろうか。

 (Written by AS)