2003年1月30日の読売新聞東京夕刊によると、1956年にTBSで放送された「スーパーマン」から始まったとのこと。
1956年11月1日、「スーパーマン」の放送がKRT(現・TBS)で始まった。新聞記者のクラーク・ケント(ジョージ・リーブス)がスーパーマンに変身して空を飛び、悪と戦う30分の米国製テレビ映画は、せりふを字幕ではなく、吹き替えにしたのが画期的だった。スーパーマンの声を演じた大平透は、番組とともに一躍人気者となる。「声優」が誕生した。 「スーパーマン」の担当ディレクターは、偶然にも大平と同じ小学校で一学年下の瓜生(うりう)孝だった。「洋画は字幕でなければ文化ではないという時代だったが、初期のブラウン管は小さくて文字数が入らないし、子供が読めない。大衆娯楽にはふさわしくなかった」と、吹き替えを採用した理由を説明する。 |
参考:2003.01.30「読売新聞東京夕刊」
(written by けいぼう)
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