manifesto_0000_レイヤー 29

FIFAワールドカップで盛り上がった2014年の同じ年、世界がひとつになったもう一つのできごとがあった。
ファレル・ウィリアムズの楽曲「Happy」が大ヒット。歌いながら街中を踊り歩くミュージックビデオは、世界中のアーティストによって各都市バージョンの動画が作成されたのだ。
与えられたひとつのテーマに沿って作られた映像作品は、各地の特徴が強調されてわくわくさせられる。世界平和はこういうことから拡がっていくのかもしれない、とすら思わされた。

グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパン株式会社は、義歯ケア用品『ポリデント(R)』、『ポリグリップ(R)』のプロモーション活動の一環として、この度、「思いっきり生きよう」キャンペーンを発表した。
これはオーストラリア、ブラジルに続く世界的プロモーションで、デンチャー(入れ歯)をしていても 遠慮することなく、思いっきり歌い、食べ、笑い、そして生きることの素晴らしさを発信するキャンペーンとなっている。


ブラジルでは、キャンペーンのYouTube映像が話題をよび、公開からわずか2週間で再生回数が100万を突破した。



ブラジルではキャンペーンの一環として、笑顔の日(1月18日)にあわせて「Dancing Loud(思いっきり踊ろう)」のイベントを開催。ダンスステージが発電パネルになっており、参加者がその上で踊り、発電したエネルギーで撮影できるプリントシール機が設置された。
同時期に放映されたTVCMは1600万人、ラジオ広告は450万人に視聴・聴取され注目のキャンペーンとなっている。

日本国内でもこのキャンペーンに参加するため、40人のデンチャー使用者を含む190人以上のCM出演オーディションを実施。選考では実際に歌ったり食べたり笑ったりしてもらい、「人生を思いっきり楽しむ」ことが伝わりそうな出演者が選出された。
撮影期間も3週間ということで、CM撮影としては異例の長期間撮影となった。関東近郊から静岡・沼津、下田など20ヶ所以上におよぶロケを行い、5本のTVCM撮影を実施した。
グラクソ・スミスクライン社の本社があるイギリスからもクリエイティブスタッフが来日、CMでありながら納得のいくまでこだわった作品を創り上げたという。

日本でのキャンペーンCMは6月15日から、さらに2本新バージョンが22日から放映される。